【普通に生きて、普通にサッカーができる幸せ】 2009年、2010年と、ケガを繰り返していた間、復帰を目指して頑張れた理由は、自分の意地やプライドが大きかったと思いますが、多くの人の励ましも強い支えになったことは間違いありません。 2009年、腰のリハビリ中に、新しいユニフォームの７番が売れている、と聞いたときは驚きました。移籍２年目で、まだそれほど活躍もしていない自分に、そこまで期待してくれるサポーターが多いと知って、すごくうれしかったです。その人たちにプレーで恩返しをしないといけないと思いましたし、それは今でも思っています。 それと僕の生き方を見て、すごく元気をもらっているとか、自分もやれると思った、などという話を聞くんですが、それはこの仕事をしていて良かったと思う瞬間ですね。 2011年は、ケガと闘っていた２年間とは質の違うつらさがありました。つらいというより悔...

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