2012年09月18日
『ボールを蹴って、人生を変えた男たち #2』梅崎 司 第2回
【サッカー人生の中で転機の1つ】
夢とか目標は、成長するにつれて、厳しくなって来るんですよね。
小学生時代は長崎県で一番か二番か、と言われていたんですが、中学生になると相変わらず背は低いし、スピードも伸びず、フィジカルも弱いということで、厳しさに直面しました。中学時代はキックスFCというクラブチームに入っていたんですが、中学生のときが一番苦しい時期だったかもしれないです。2年のときは県のトレセンからも落ちましたし。
でも根本的に負けず嫌いだったんですね。もうやめようとは思わなかったです。悔しくて、すごく練習しました。朝早く学校に行って練習したり、クリスマスプレゼントには練習用のミニコーンを買ってもらったりして。延々と、とにかく練習、練習でした。ほとんど1人でやっていましたね。
中3のとき、進路では悩みました。第一候補は、やはり国見高校でした。僕は中学生の3年間、国見高校のアカデミーに...

続きはサイトメンバーズ(月額330円/税込)にご登録いただくことで、お楽しみいただくことができます。

続きはサイトメンバーズ(月額330円/税込)にご登録いただくことで、お楽しみいただくことができます。