「不覚にも泣いちゃいました」 神戸慎太郎さんが苦笑した。 1月7日、大阪のJ-GREEN堺で行なわれた「第16回全日本女子ユース選手権」の最終日。神戸さん率いる浦和レッズレディースユースは前日の準決勝で日テレ・メニーナに惜敗し、プラセル神戸との3位決定戦に臨んだ。そこでは6-0で大勝し、3位で大会を終えたのだが、神戸さんが「泣いた」というのは前日の宿舎でのこと。 1回戦からの映像や写真を素材にしたモチベーションビデオをチーム全員で見終えて、ミーティングが終わろうとしたとき、「ちょっといいですか？」と下山薫レディースジュニアユース監督がタブレット端末を出してきたのだ。 その画面には、神戸さんが監督として指揮を執...

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