今シーズンから浦和レッズを率いるペア マティアス ヘグモ監督はキャプテンに酒井宏樹を、副キャプテンにアレクサンダー ショルツを指名した。昨年もこのポストを務めた二人は2021年夏に浦和レッズに加入した同期で、プロフェッショナルとしてお互いに信頼、尊敬し合う仲だ。在籍4シーズン目を迎えた二人が、チームや新監督について、お互いのこと、そして、週末に控える東京ヴェルディ戦とのホーム開幕戦への意気込みを語り合った。 (24シーズンがスタートして１ヵ月半が経ったが、ペア マティアス ヘグモ監督にはどんな印象を抱いているか？) 酒井宏樹 「非常に人格者だと感じますね。選手を信じていて、スタッフとも信頼関係を築いていますし、日本を理解しようとしているのも伝わってきます」 アレクサンダー ショルツ 「サッカーに関して言えば、昨年とは異なるスタイルにチャレンジしていて、特に今はポゼッションの仕方をかなり詳細に求められています。監督はディテールにすごくこだわって仕事を行っていて、選手一人ひとりがプレーしやすい状況を整えてくれています」 酒井 「だから今は、新しいスタイルにアダプトする必要があります。ただ、浦和レッズというチームはやはり結果を残していかないといけない。結果を求めながら、内容を改善していって、チームとして1試合1試合成長していく姿を見せたいですね」 ショルツ 「そうだね。監督は選手たちに常に成長を促しています。そこが今、自分のマインドの中に少しずつ浸透している状況ですね。もちろん、結果を重視するという部分が大事だというのは言うまでもありません」 (二人は、リカルド ロドリゲス、マチェイ スコルジャ時代もプレーしているが、スタイルは異なりるが、積み上げや継続性をどのように感じているか？) 酒井 「どの監督からも選手は学ばないといけないと思いますし、その姿勢はすごく大事だと思います。ただ、僕たちは勝つために闘っているので、そのゴールに向かってみんなで進めているのか、いないのか。積み上げてきたものの真価がここから問われると感じています」 ショルツ 「宏樹の言葉に100パーセント同意しますね。哲学やスタイル、成長も大事なんですけど、結果が一番重要な世界です。我々は結果のためにプレーしてい...

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