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REDS COLUMN
2014年10月21日

各々の思い出と共に1000試合目を迎える日

1992年9月5日。大宮サッカー場でヤマザキナビスコカップの予選リーグ第1節・浦和レッズ対ジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)戦が行われた。 翌93年からのJリーグ開幕を盛り上げるために、プレ大会のような位置づけで行われた、誕生間もない(社)日本プロサッカーリーグ主催の公式大会。当時の看板やチケットの券面は「三菱浦和フットボールvs東日本JR古河サッカークラブ」となっていた。 この日の入場者は4,934人。開幕戦で土曜日の試合としては物足りなく思えるが、それまでの日本リーグの入場者と比べれば、大入りに感じられた。本部に詰めるクラブスタッフの顔が上気して見えたのも、プロ初の公式戦という理由だけではなかったはずだ。 人が多く集まるということは、それだけで気がざわめく。しかも同じ目的を持った人たちが、大いなる期待を持ってスタジアムに詰め掛けてくる様子は、ワクワクを越えた興奮すら覚える。 試合も沸いた。ともすればスローテンポになりがちだ...


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