「こちらのアンカーのポジションである青木拓矢に対して相手の8番レオ シルバをマークにつけて来るとは思っていました。その上で、拓矢を少し低い位置に置くことによって、相手がついてくるのか、それとも真ん中のスペースを埋めるのかというところで迷ったのではないかと思います」 ミシャ監督は、Jリーグの再開初戦となった7月19日のアルビレックス新潟戦後の監督会見でこうコメントした。 普段であればマイボール時には那須大亮と阿部勇樹が最終ラインに並び、青木が前線との中継点になる。しかし、新潟のような2トップのチームは、那須と阿部に対して果敢にプレッシャーを掛け、青木に対してはボランチの選手が厳しく寄せる対策を取ることが多い。そこで、ビルドアップ時にダブルボランチの阿部と青木が那須の両脇に...

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