リーグ14試合で9失点という数字や8試合の無失点勝利という事実に、メディアに『堅守の浦和レッズ』という見出しがつくことも珍しくなくなった。ミシャ監督就任から2シーズン半、継続性のあるチーム作りをしているレッズだが、この半年間でその評価はガラッと様変わりした。 サッカーは点を奪い合うスポーツであり、常に0-0から始まるものだから、失点がなければ少なくとも負けることはない。そもそも、どのチームも得点を奪われまいとして必死に守るわけだから、得点を奪うのは簡単ではない。 それでも、昨季に34試合で66得点という試合数の2倍近い爆発的な得点力を見せたレッズを考えれば、ここまでの14試合で19得点とい...

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