2014年02月14日
「育ったクラブに恩返しを」金生谷 仁ジュニアユースコーチ(3)
「仁のようなコーチに…」
夏の日本クラブユース選手権敗退を機に選手たちは変わった。厳しい練習に打ち込んだこともそうだが、自分たちで話し合い、心を一つにしていった。その結果、関東リーグでは9月から6連勝し、順位を4位から優勝にまで引き上げた。そして最後の大会、高円宮杯に臨んだのだった。
「絶対に冬は日本一になる、という気持ちで一つになっていきました。ユースに昇格しない子の方が一生懸命だったと思います。彼らは僕の考えを引っくり返してくれました。本当に気持ちの強い子が多かったです」
仁は、試合の写真などを使ったモチベーションDVDを大会中に作って選手たちに見せている。内容は、プレーのシーンよりも、チームの和、仲間を感じさせるものが多い。
「自分が大切だと思うものを入れています。技術的にうまく作れているかどうかはわかりません。でも去年の...
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