1993年にJリーグが開幕してから20年が経つ。開幕当初はなかなか白星に恵まれず、J2降格という苦い思いも味わった。一方で、Jリーグ、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯と主要3大タイトルは制覇し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でアジアの頂点にも立った。しかし、一昨年にはまた残留争いを経験し、一転して今季はACLの舞台に返り咲いた。浦和レッズはそんな波乱万丈の20年間をたくさんのファン・サポーターとともに歩んできた。 「やっぱり地元だからですね」 試合前の埼玉スタジアムでレッズを応援するようになったキッカケを訪ねると、この声が圧倒的に多かった。浦和駒場スタジアムのほど近くで生まれ育ったという男性は、「テレビで“浦和”vsどこどこって出てるのを見たら応援したくなっちゃって、気がつい...

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