2013年06月17日
連載レッズ流儀「第2話 アイデアの泉(後編)」
■「浦和レッズに求めること」
手軽に個人で旅行を楽しめるようになった今も、後援会では年間6、7回の応援ツアーを実施している。その中で、20年間変わらず行なっているのは「先発当てクイズ」「GKのユニホームの色当てクイズ」「試合のスコア当てクイズ」だ。
2004年の英国マンチェスター遠征の際も、今年5年ぶりに出陣したAFCチャンピオンズリーグのためのアジア遠征の際も欠かさず行なってきたクイズ。ここでは、親子が相談し合って答えを考えるなど、アットホームな雰囲気がある。
ツアーの場面だけではない。家庭では憩いのひとときに、あるいは職場なら毎朝の挨拶代わりに、レッズの話題が上がる。松本さんは「レッズが浦和に来たことで地域の、コミュニケーションが深まり、家族愛が深まったのです」と目を細めて言う。
また、1995年から後援会で始めたスチュワード活動(当初はボランティアと呼んでいた)では、参加者の意識がどんどん高まり、中には個人で海外研修に参加...
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