2012年10月22日
『ボールを蹴って、人生を変えた男たち #3』山岸範宏 第1回
【目立ちたがり屋】
埼玉県のサッカーというと浦和、というイメージですが、県北でも小学生のころは休み時間といえばみんなサッカーをやっていました。3年生になるとき、通っていた小学校にあるサッカー少年団に友達10人くらいで一緒に入りました。リーダーというほどではなかったですが、僕はガキ大将的なタイプだったと思います。
最初は特にポジションなども決まっておらず、ラグビーみたいにみんながボールに群がっていくサッカーでした。でも不思議とそのころから前めのポジションをやりたがらなかったんです。みんなが攻めたがるから、自分は後ろをやる、というふうにある意味、目立ちたがり屋だったのかもしれませんね。
対外試合をやるのに僕の学年にはGKが誰もおらず、紅白戦では持ち回りでやっていたんですが、自分の番になると、何となく周りよりうまくできちゃった、ということも要因だったんでしょうが、4年生になってす...

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