2012年08月16日
『ボールを蹴って、人生を変えた男たち #1』 槙野智章 第4回
【最後は気持ちの部分】
『特別なもの』がない僕がプロになれた理由。それは一つには、一緒にプレーしていた先輩たちが、何人もプロになっていったことを間近で見れたことがあると思います。あの選手と一緒にプレーして、自分はドリブルを止めたことがある、あるいは、ドリブルで抜いたことがある、そういう経験があるから、だったら自分だってプロになれるだろう、そう思えました。日々、取り組む中で、身近な先輩たちがプロになる姿を見えて、自分の可能性を信じることができたんだと思います。
もちろん、先輩たちもなかなか成功はしていませんでした。すぐに違うチームに移籍させられてしまったり、契約満了や解雇になってしまったり。だから、プロの世界は厳しいものなんだということも感じていました。だけど、あの先...

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