2012年05月17日
まだまだ貪欲に
5月17日、山岸範宏は34歳になった。
「誕生日を、浦和でサッカーをやって迎えられたのは幸せなことだと思ってます」と笑顔を見せた。
同じ年の選手たちを見回すと、すでに引退してしまった者の方が圧倒的に多いのだ。
「一般論で言えば、ベテランと呼ばれる年かもしれないですけど、まだまだ貪欲に、質の高いものを求めていきたいです」
求道者的なところのある山岸らしい言葉だ。だが、昨年までにも口にしていた同じような言葉と今年のそれとでは、内実が少し異なる。
それは、ミシャ監督から足元の技術を求められる、ということと関係している。
「ミシャ監督からは、GKは11人目のフィールドプレーヤーだ、ということを言われています」と山岸。
『11人目のフィールドプレーヤー』というキーワード自体は、フォルカー・フィンケ監督時代...

続きはサイトメンバーズ(月額330円/税込)にご登録いただくことで、お楽しみいただくことができます。

続きはサイトメンバーズ(月額330円/税込)にご登録いただくことで、お楽しみいただくことができます。