2011年１月１日、国立競技場で10時30分から、『第90回天皇杯決勝』にさきがけ、女子サッカー版天皇杯とも言える『第32回全日本女子サッカー選手権大会』決勝が行なわれる。 順調にこの舞台へと駒を進めた浦和レッズレディースは、２年連続、２度目の同大会タイトル挑戦となる。 決勝の相手は、INAC神戸レオネッサ。INAC神戸は、今季のプレナスなでしこリーグでは４位。３位の東京電力女子サッカー部マリーゼと同じく、日テレ・ベレーザ、レッズレディースの２強に次ぐ実力を持ったチームだ。 リーグ終了後の11月には、新監督に今年７月まで日テレ・ベレーザを率いていた星川 敬氏を据えた。INAC神戸と言えば、ダイレクトな縦に速いサッカーで、強引にゴールを奪っていくイメージだったが、準決勝の常盤木学園高校戦を見る限り、ベレーザイズムを持つ星川氏の就任で、そのスタイルは...

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