2011年11月28日
プロ10年目の経験と思い
最終節に、ホームとはいえ、粘り強い戦いで首位を走る柏との一戦を残していたレッズは、第33節のアビスパ福岡戦で、なんとしても勝利を奪い、残留に大きく前進したい状況だった。
だが、前半32分、先制を許してしまう。その少し前、前線でボールを収め、かつ相手ディフェンスラインの背後を突いて、相手の脅威になっていたセルヒオが負傷退場していた。流れは、嫌な方向へと進んでいたと言える。
だが、前半のアディショナルタイム2分、平川忠亮のアーリークロスに、そのセルヒオと交代して出場していた田中達也が飛び込むと、ボールは、エリア前中央に位置していた柏木陽介にこぼれた。
柏木はシュートを選択する。振り抜いた左足から放たれたボールは、DFに当たり、コースが変わって、ややス...
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