2016年06月18日
vs広島 試合後 ミシャ監督・森保 一監督(広島)
【ミシャ監督】
「今日のゲームに関しては、負けてしまいましたが、両チームが非常に素晴らしい内容のあるゲームだったと思っています。
今日のゲームは、立ち上がりの比較的早い時間で失点し、リードされる展開になりましたけど、前半は前から激しくプレッシャーにいき、ボールを奪ってショートカウンターを仕掛けるという、我々の狙いが出せた展開でした。その中で、選手たちは落ち着いてゲームを進めてくれたと思いますし、前半で逆転することができました。
後半に入って、3点目を取れるチャンスはあったと思いますけど、決めきれない状況の中で、CKから失点してしまいました。失点までは、我々の狙いとするものが出せた、いいゲームだったと思います。
2ー2になってから、選手たちは少し冷静さを失ってしまったという印象を受けました。攻撃的にいく中で、慌てて仕掛けてボールを奪われ、カウンターを受けるシーンが増えてしまいました。広島が、しっかりとした守備をする中で、我々の空けた後ろのスペースを使って速攻をするというのは、彼らの得意とするところだと思います。我々はあの状況の中でも、落ち着いて試合を進めなければいけませんでした」
【質疑応答】
(今日の試合を、2ndステージにどうつなげていくか?)らか
「我々はここ最近、勝利から遠ざかっているは中で、今日のゲームでは、自分たちの調子がいいときのゲームが、60分過ぎまではできていたと思います。ただ、そこから運動量が落ちていく中で、相手に隙を与えてしまうシーンが増えたと思っています。連戦を戦っていく中で、あるいはこれまでのリーグやACLを通した疲労の蓄積が、今は感じられます。シーズン中、どのチームにもこうした状況に陥ることはあると思います。ただ、我々に関しては、今、5連戦を戦う中で、それが望まないタイミングできてしまいました。サッカーという競技の中で、ひとつのチームがこうした状況に陥ることは、よくあることです。どのチームでも、シーズン中にうまくいかない時期はあるものですが、それが我々にとって、悪いタイミングなのも確かです。今の状況的には、試合をして、リカバリーをして、移動をして、試合をしてという繰り返しの中で戦っています。選手の中には、代表チームに行って試合をしてきた選手もいます。なかなかコンディションが整わない選手がいるのも現実です。それが言い訳にならないのは分かっていますし、自分たちがパニックになっても、慌てても、何も救いにならないのは確かです。
とにかく、今置...

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