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REDS TODAY
2015年12月29日

vs柏 試合後 ミシャ監督・吉田達磨監督(柏)

【ミシャ監督】 「非常に難しいゲームでした。まずは、この日程です。我々は今年の1月に始動し、11月の終わりにリーグを終えて、チャンピオンシップを戦いました。そういうシーズンの終盤を戦った後で、約1ヶ月の中断を経て、天皇杯を戦いました。シーズン中に集中力や緊張感を維持することが非常に難しい状況の中で、ここにきて中2日での連戦という日程は、我々にとって、非常に難しい状況でした。もちろん、それは他のチームも同じですが。 シーズンの終わりに差し掛かってくれば、選手たちも、休みのことを考えます。そういう中でもう一度、公式戦に向けて緊張感と集中力を持たせながら、トレーニングをして準備させていくのは、監督としてなかなか簡単な仕事ではありませんでした。 勝ち上がった広島やガンバ、柏、浦和と、4チームとも、非常に素晴らしい、強いチームです。そういったチームとの対戦は、試合の勝敗がどちらに転ぶか分からない、非常に緊迫感のある勝負です。そういう試合を中2日で戦っていかなければいけないというのは、両チームにとって、簡単なことではありません。観ているみなさんにとっては、そういう日程的な事情は、充分に理解していただきたいと思います。 我々の試合は、我々が仕掛けて、相手が守ってカウンターという展開の試合が多いわけですけれども、今日のゲームも同じように、我々が仕掛け、柏は我々のミスしたボールを奪ってカウンターを仕掛けるという展開が続いたと思います。こうした、疲労のある中、あるいはトーナメントの一発勝負という中で、1つのミスが失点につながりかねない状況でしたが、選手たちは非常に落ち着いてゲームを進めてくれたと思っています。そして、チャンスも作れていたと思っています。 延長にいくまでに我々が得点して、試合を決められるシーンは、何度かあったと思います。こうしたシーズンの終盤、連戦の中で、ミスも起こりましたが、選手たちは最後まで、絶対に勝ち上がるという強い気持ちを持って戦ってくれました。最後、我々が延長で得点して勝利できたことは、選手たちが強い気持ちを持って最後まで戦ったことと、今日は少し、我々に運が向いてくれたのかなと思っています」 【質疑応答】 (ハーフタイムコメントの最初に、『我慢しながらプレーすること』とあったが、今日の選手たちの我慢をどのように評価しているか?) 「彼らの戦いぶりからは、しっかりと我慢をしてゲームを進めれば、必ず自分たちが勝利できるという、自信を感じられました。『必ず自分たちは勝てる』という自信が落ち着きをもたらしたと思いますし、それが勝利につながったと思います。 我々は、リーグでタイトルを落としたというシーズンが、この2年間続いていました。最後に勝利者が称賛されるのは分かりますが、試合自体は、我々が上回っている試合が、シーズンを通してみても、ほとんどだったと思います。それは負けた試合も含めてです。ただ、勝てないとそれを認めてもらえない部分があります。だからこそ、我々はせめて、天皇杯でカップを手にして、自分たちがやってきたことが間違いではないということを認めてほしい、そういう思いで、我々はこのカップ戦を戦っています。 我々はこれまで、タイトルを手にしていません。それ故に、自分たちのやっているサッカーがなかなか評価されないという部分があると思います。スポーツの世界の中で、勝利者が称賛されるのは、充分に理解しています。ただ、我々は自分たちが間違っていない、我々のサッカーは素晴らしいサッカーだということを認めてもらうために、タイトルという目に見えるものを手にしたいのです。 今シーズン、我々は年間優勝というタイトルを逃しました。せめて、天皇杯だけでも獲って、今シーズンの終わりをいい形で締めくくりたいと思っています。 チャンピオンシップでガンバ大阪に負けたことは、チームにとっても、応援してくれているファン・サポーター、浦和レッズファミリー全員にとっても、非常に痛い出来事でした。シーンの一つ一つを見れば、何が原因かは言えるのかもしれません。ただ、試合全体を通して、なぜ我々が勝利できなかったのか。終盤の武藤のシュートが入らず、相手のオウンゴールになりかけたボールがポストにあたってはね返り、それがカウンターにつながって失点して負けてしまうという展開になってしまったのか。なかなか説明のつかない部分はあると思います。 我々にとって痛い負けだったのは確かですが、我々はその痛みから立ち上がり、天皇杯を戦っています。自分たちの痛みを消す良い薬は、カップを手にすることだと思っています。そのために、我々は今、戦っています。 我々は決して、どんなに痛い敗戦を喫しても、再び立ち上がり、次の戦いに挑んでいきます。2年前にタイトルを逃したシーズンも、今シーズンも、必ず我々は立ち上がって、戦術的に新たなものを加え、攻撃的に、アグレッシブに戦い続けます。それが我々の姿です。我々は決して、負けというものに屈することなく、目の前の相手に立ち向かっていきます。それが我々、浦和レッズだと思います。 レッズは来シーズンも、また新たな戦術をもう1つ加え、新たな戦いに挑んでいきます」 (あれだけいいサッカーをやっているのに、まだタイトルを獲れていないことを、どう表現するか?) 「本音が聞きたいのでしょうか、哲学的なところが聞きたいのでしょうか。私自身は、タイトルというものを、とにかく何でもいいから何が何でも獲りたい、とは考えていません。今日の柏のように10人が下がって、何が何でも勝ってタイトルを獲る、自分たちのスタイルを捨ててでも勝ち取りたい、とは思っていません。 クラブのファイナンシャル的な部分を、私は非常に気を付けています。クラブの経済的事情を考慮...


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