「そういえば、やってるな」 12月2日の夜。梅崎 司は、ふと、テレビをつけた。そこでは、サンフレッチェ広島とガンバ大阪が、年間王者の座をかけて、激しく戦っていた。明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ 決勝 第1戦。浦和レッズが11月28日の準決勝でガンバに勝利し、たどり着くはずだった舞台は、テレビ画面の向こう側にあった。 試合は、広島がアウェイでガンバにリードを許すも後半アディショナルタイムに逆転。広島の選手の「やってやる」という強い意思を、梅崎はテレビ越しに感じたという。感銘を受けた彼は試合後、自らの率直な思いを、SNSで発信した。 「悔しいが凄い試合観せてもらった。本当ここに立てなくて悔しさが改めて出てきた。柏選手の気持...

---

続きはサイトメンバーズ(月額330円/税込)にご登録いただくことで、お楽しみいただくことができます。