ENGLISH SITE

  • rexclug
  • ホームゲームイベント情報
  • ワンタッチパス
  • サイトメンバーズ
駒場スタジアム「芝生配布イベント」

クラブインフォメーション

駒場スタジアム「芝生配布イベント」

[クラブ]

3日、11時から駒場スタジアムにて、『メインピッチ芝生配布イベント』が開催された。
1993年のJリーグ開幕以来、数々の歴史を刻んできた駒場スタジアムのフィールド部分(陸上トラック及びピッチ)の改修工事が11月から開始されるにあたり、ファン・サポーター、ホームタウンの皆さんに、駒場の思い出とともに芝生をお持ち帰りいただこう、という趣旨で企画されたこのイベント。
開場時には、既に約300人が列を作り、開場とともに、多くの人たちが、一目散に芝生配布コーナーへと向かっていった。配布された芝生は、15cm×15cmの大きさで、駒場では、一番熱烈なサポーターが集うことで知られる東側のコーナー付近のもの。スーパーの生鮮食品のように、発砲スチロールのトレーに乗せられた状態で配布され、その後、ビニール袋に入れてお持ち帰りとなった。
芝生配布の他にも、駒場の歴史上重要な場所となった地点には、「福田正博Jリーグ得点王PKの地」「土橋正樹J1復帰Vゴールの地」などの札が立てられ、記念撮影に収まる人が後をたたなかった。また、ホーム側選手ロッカールームには、歴代のユニフォームが飾られ、試合時のロッカーを再現。ホワイトボードには、改修前最後の試合となった10月11日の天皇杯3回戦、徳島ヴォルティス戦で、フィンケ監督が書き記したフォーメーションがそのままの状態で残っており、リアリティあるロッカールームとなり、長い見学の列ができた。
この日は、ピッチレベルもほぼフリー状態。キックターゲットやミニサッカーコーナーで芝生の上で思いっきり好きなだけボールが蹴れる他、座っても、寝そべっても、ボールを蹴ってもOKということで、訪れた2,577人は心地よい芝生の感触を確かめながら、それぞれが駒場の思い出に浸り、芝生が入ったビニール袋を手に、駒場を後にした。

駒場スタジアムは、数日後から改修工事に着手。約2年にわたる工事の後、2012年の夏に新たな姿を現すことになる。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】