試合の必需品『マッチデー・プログラム(MDP)』
[クラブ]2009年も2010年も、開幕5試合で3勝1分け1敗の勝点10は同じ成績。ただ、あの2シーズンの1敗はともにアウェイの鹿島戦だったが、そこには今回勝った。残っている借りを少しは返せた気がする。
そう言えば明日の相手も、去年までリーグ戦5連敗と、返すべきものがだいぶたまってきた神戸。これまでのレッズと違うところを見せて欲しい。
編集者の立場で「楽しみ」と言うのも変ですが、毎回楽しみなのが14~15ページ(今号)の「プレビュー」。昨年から相手チームに近いライターさんにお願いしているので、それぞれのチームへの思い入れが感じられる原稿を寄せてくれています。もちろん本誌の高野もはっきりレッズ目線なので、今回も対決の雰囲気たっぷりのコーナーになりました。試合前にぜひお読みください。(清尾)
浦和レッズのホームゲームで発行する小冊子です。試合観戦が何倍も面白くなる記事が盛りだくさんです。
MATCHDAY PROGRAM 404
2012年4月14日(土)2012Jリーグディビジョン1 第6節ヴィッセル神戸戦
■contents
・MIHAILO PETROVIC~監督からのメッセージ
「柏戦や鹿島戦以上の強い気持ちで今日の神戸に立ち向かう」
・WILL TO WIN(選手コメント)
「毎回、課題は残しながらも 勝つ中で次の試合に臨めるのがベスト」
・INTERVIEW~ポポ
「今、人生すべてがレッズにあり 僕の心は真っ赤に染まっている」
・FAMILY ~レディース・矢野喬子キャプテン
「リーグ開幕、何よりも結果にこだわり、優勝を」
・TODAY'S SPECIAL~元浦和レッズ・三上卓哉さん
「現役最後の試合がレッズ戦で幸せでした」
★注目連載!
・WARRIORS IN RED(小齋秀樹/フリーライター)
「葛藤しながらも力を証明するシーズン チームのためにピッチで戦うことこそ」槙野智章
★新連載!
・URAWA NOTE~浦和レッズ取材メモ
「誕生した浦和レッズレディース 『サポーター』と『ライバル』が刺激に」(三須亜希子=フリーアナウンサー)
・水上主務の何でもランキング
「熱血漢な選手は…?」
今号にはポポのインタビューが掲載されている。取材日は鹿島戦翌日で、クールダウン後、シャワーを浴び、着替えてから取材かな、と思っていたが、彼はシャワーを浴びず、トレーニングウェアのまま「すぐにやろう」と言う。どうやら、その後にまだ筋トレルームで身体を動かす予定だったらしいのだ。試合翌日にまだ筋トレを…と驚かされたが、さらに、その3日後には全体練習が終わると、腰に伸縮するベルトを巻いて、スタッフに手伝ってもらいながらスプリント系のメニューを黙々とこなしていた。
プロフェッショナル。そんな言葉が本当によく似合う選手です。ぜひ、MDPを読み、彼の思いを受け取ってください。(高野)
