試合の必需品『マッチデー・プログラム(MDP)』
[クラブ]浦和レッズのホームゲームで発行する小冊子です。試合観戦が何倍も面白くなる記事が盛りだくさんです。
MATCHDAY PROGRAM 401
2012年3月17日(土)2012Jリーグディビジョン1第2節柏レイソル戦
□たしかに条件はあった。土曜日のデーゲームで、前泊、後泊どちらもちょうど良いし日帰りも可能だ。もちろん開幕戦ということも大きい。それにしても場所が場所だ。広島ビッグアーチにあの人数のレッズサポーターが詰めかけたのは、07年9月15日以来だろう。それもあのころのように前年リーグ優勝して、当時も首位を走っていた絶好調の時代とはわけが違う。昨季15位なのだ。多くのレッズサポーターが足を運んだ理由は「勝ちを見る」ではなく「自分が勝たせる」だっただろう。期待と決意。3月10日のビッグアーチビジタースタンドから、それを感じた。
紆余曲折を経つつではあるが、最良の選択したと思われる今季。レッズの設立から20年、レッズ最初の改革と言っていい2002年から10年。新しい道を歩み始めるにはぴったりかもしれない。
MDPもそれにふさわしく大幅にリニューアルしました。どんなふうに変わったかはスタジアムに来てからのお楽しみ。だから表紙もお見せしません。今季も浦和レッズの歴史をしっかりと刻んでいきます。(清尾)
■contents
・MIHAILO PETROVIC~監督からのメッセージ
「恐れではなく喜びを持ってサッカーをしよう」
・WILL TO WIN(選手コメント)
「積み上げてきたものを試合で出し、勝つサッカーを見せる」
・INTERVIEW~原口元気
「チームが苦しいときにゴールを決め、エースと認められる選手に」
・TODAY'S SPECIAL~Talking FOOTBALL
「ミシャ監督にサッカーの話を聞こう」その1
・TODAY'S SPECIAL~山道守彦・強化本部長に聞く
「狙いを持ち、腰を据えて取り組む」
・TODAY'S TEAMS~本日の対戦
「新生レッズが昨季王者を迎え、どんな戦いを見せるか」
★注目連載!
・WARRIORS IN RED(小齋秀樹/フリーライター)
「プレーには手を抜かない 自分が自分であるために」
★新連載!
・URAWA NOTE~浦和レッズ取材メモ
「『勝たせる応援』を体感した日 ロスタイム同点~逆転Vゴール」(石倉利英/フリーライター)
・水上主務の何でもランキング
「本当に手の掛かった選手は…」
□広島戦の前日記者会見で、ミシャ監督は「開幕からの4、5試合でなんとか良い結果を残していくことが、その後の戦いに向けて大事」と話していた。今季、ミシャ監督のもとポジティブに変化しようとしているチームだが、やはり、その変化に確かな自信を持つためにも、まず勝利が欲しいところだろう。自分たちの立ち位置を見失ってはいけないが、それがホーム開幕戦で、昨季王者相手からの勝利なら効果は大きいと思う。
今季からMDPも大きな変化が加わっています。表紙のデザイン、中身のレイアウト、新企画などなど。みなさんが、よりレッズを知り、好きになるのはもちろんのこと、読みやすく、レッズ談義、サッカー談義ができるような質の高いものを提供できるように努力していきます。今季もよろしくお願いします。(高野)
