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試合の必需品『マッチデー・プログラム(MDP)』

クラブインフォメーション

試合の必需品『マッチデー・プログラム(MDP)』

[クラブ]

そうか柏木は、広島で個人の応援チャントがなかったのか。意外だった。ここしかない、という場所(広島ビッグアーチ)で自分に送られたあのチャントはどれだけ本人の励ましになっただろうか。それだけに試合結果は残念でならなかったはずだ。その分も京都戦のプレーで見せてくれるはず。ホームゲームの大音量で聞くのはまた格別だろう。そして「自分ももっと活躍して、歌を作ってもらいたい!」と決意を新たにしている選手もいる。シーズン終盤、サポーターも全力で選手の力を引き出している。
MDPもその一助となるべく今回は島崎英純さん、矢内由美子さん、2人の論客に、残り試合でレッズがしなければならないことは、というテーマでコラムをお願いした。原稿の締切の直前に、逆転の広島戦があり、さぞ書きにくいだろうと思ったが、さすがにお2人ともブレない。おそらく広島戦を勝利で終わっていても、同じような結論になっただろうな、という原稿をいただいた。リーグ5試合と天皇杯(もちろん4試合)に向け必見。
残留争い、というと記憶に残っている人も多いだろう。レッズの場合はここで勝てば残留決定という試合と、(90分以内で)勝てなければ降格濃厚という試合が最終節だった。あのときのモチベーションは史上最高だったかもしれない。状況から言って京都の残留は非常に厳しいでしょう。でも1試合を切り取れば、話は別。その必死さは脅威です。相手を上回る勝利へのモチベーションで気持ちを一つにして闘いましょう。(清尾)

MATCHDAY PROGRAM 378
2010年11月14日(日)2010Jリーグ ディビジョン1第30節京都サンガF.C.

■contents
・GREAT AMBITIONS(選手コメント)
「絶対に勝ちたい気持ちはこちらの方が強い!」
・INTERVIEW―山田暢久
「選手も見ている人も結果を求めている」
・TODAY'S SPECIAL~緊急寄稿・シーズン終盤に望むこと
「2年間のスタイル構築、その成果をピッチで披露して欲しい」(島崎英純・フリーライター)
「連敗ストップと不敗でリーグを終え、天皇杯でACLへの執念を」(矢内由美子・フリーライター)
・GENERAL MANAGER HASHIRA~柱谷GMがチームの近況を語る
「目の前の試合で勝ち、目標にもこだわっていく」

★注目連載!
・WARRIORS IN RED(小齋秀樹/フリーライター)
「目標は他者ではなく自らの理想像 ほんの数センチずつ、しかし止まらぬ歩み」―山岸範宏
・CHECK IT OUT!(古屋恭平/エルゴラッソ)
「前進していることは明らか、諦める必要はどこにもない」

★今節は、負ければJ2降格という京都との対戦。追い詰められた相手は戦いづらいのでは?と思い、高橋峻希にそのことを聞くと、集中した試合になるとした上で、次のような言葉が返ってきた。
「でも、ホームですし、スタジアムには本当に心強いサポーターの人たちがいるので、大丈夫だと思います」
ピッチ上とは違い、ふだんはほんわかした雰囲気を持つ高橋だが、その彼が「勝てる」でもなく、「優位に進められる」でもなく、満面の笑みをたたえて口にした「大丈夫」という言葉には、共に闘う仲間への強い信頼が存在している。
そうだろうな、とこちらを納得させてしまう不思議な説得力があった。
チームは公式戦10試合負けなし(7勝3分け)から一転、3連敗を喫してしまったが、やはり埼スタにはそれだけの“力”があるということだろう。
何度も繰り返してきていますが、MDPはその“力”の源であるみなさんの後押しをするもの。ぜひ、一助にしていただければと思います。(高野)