草の根国際交流 in 韓国 2日目
[アカデミーセンター]25日、浦和レッズのハートフルクラブは、韓国の完州郡全州市でサッカー教室を開き、現地の小学生たちと交流を深めました。
24日(金)ソウル市の日本人学校の子供たちと交流したハートフルクラブは、25日(土)完州郡へ移動し、サッカー教室「ハートフルサッカー 草の根交流in韓国」を地元の中学校のグラウンドで開きました。教室には完州郡の隣の全州市にある助村小学校の児童が参加しました。
小学1年生から4年生までのおよそ60人を午後3時から安藤コーチが、また助村小学校のサッカー部の小学生およそ40人を午後5時ごろから新井コーチが、それぞれ中心となって指導しました。
コーチたちは、通訳の人たちの協力を得ながらも「ケンチャナヨ(大丈夫)」といった簡単な韓国語で子供たちに呼び掛けたり、身振り手振りでコミュニケーションを取ったりして交流を深めていました。日差しが強く暑い中でのサッカー教室となりましたが、グラウンドには韓国の子供たちの大きな歓声が響いていました。
また、教室の合間では、見学に来ていた子供たちの保護者に、落合弘キャプテンが、子供たちの思いやりの「こころ」を育てるというハートフルクラブの理念などについて話し、理解を求めました。
ハートフルクラブのスタッフによる韓国での草の根国際交流は、すべての日程を終え、26日に帰国します。
安藤智安コーチ
「外国の子供たちを中心にして教えるのは初めてだったので、どうなるのかなと思っていました。やっぱり言葉の問題もあって伝わりにくいという部分がありましたけど、試合になったら子供たちもすごく楽しんでくれたのですごく良かったです。韓国の子供たちは、日本の子供たちよりもある意味で活発で、少しやんちゃなところもあって、自分にとっても良い経験になりました。これまでのインドネシア、タイ、そして韓国と海外の子供たちは日本の子供たちよりも元気な部分が見えて、自分自身も楽しめたと思います」
新井貴之コーチ
「タイや上海でも子供たちと触れ合って、サッカーは変わらないということは感じていたんですが、韓国でもスクールをやって、あらためて、本当に変わらないんだなというのは感じました。子供たちがボールを見て、試合をしたい、ゴールを決めたいと思っているのがこちらに伝わってきました。子供たちが僕にいろいろ考えさせてくれた部分があったので、子供たちに感謝したいです」
サッカー教室に参加した小学1年生の女の子
「サッカー教室はおもしろかったです。ボールを蹴るのが楽しかった。サッカーにあまり関心がなかったんですけど、好きになりました」
サッカー教室に参加した小学4年生の男の子
「最後の試合が特に楽しかったです。コーチのみなさんもすごくやさしかったです」