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第5回RBCビジネスミーティング開催

クラブインフォメーション

第5回RBCビジネスミーティング開催

[クラブ]

18日、さいたま市内で、レッズビジネスクラブ(RBC)の『第5回RBCビジネスミーティング』が開催され、24社34人の会員が参加し、親睦を深めた。

RBCは2013年シーズンに新設された「法人様用シーズンチケット」を購入された法人様と共に設立された会。埼玉県内を中心に185社422人(2015年10月31日現在)の会員が所属しており、ビジネスメリットの創出、福利厚生、レッズローズの植栽を通じた緑化活動などの地域貢献をテーマに、活動を続けている。

RBCビジネスミーティングは、第1部の講演会、第2部の懇親会を通じ、会員のみなさま同士、あるいは会員とクラブの交流を深める、絆づくりを目的としたものだ。

第1部の冒頭では、淵田敬三代表の挨拶の中で、日頃の応援への感謝の言葉の他、RBCの会員数が順調に増加していることの報告がされ、「この機会を続けることで、輪が広がっていけばいいと思います」とRBCビジネスミーティング開催へのおもいを述べた。そして、年間優勝を目指すチームへの、さらなるご声援、ご支援を呼びかけた。

続いては、浦和レッズ ハートフルクラブの落合 弘キャプテンによる講演会へ。落合キャプテンは最初に「レッズには、トップチームだけじゃない、ハートフルクラブという子供たちの心を育む素晴らしい活動があることを知ってもらいたい」と意気込みを語り、幼稚園・保育園児から小学生を対象としたサッカースクールや小学校の体育の授業サポートをメインとするハートフルクラブの活動について、普段、子供たちと接しているときと同様、マイクを使わず自身の肉声で、講演を行った。

まずは、『守・破・離』(※)の考えに基づいた、ハートフルクラブの理念について説明があった。特に、指導者の教えを守って基本を習得する「守」の大切さについては、自らの体験談などを交え、分かりやすく伝えていった。

※『守・破・離』とは、物事を習得する上で段階を三つに分けた言葉(漢字)。
一つ一つ段階を順番に踏んでいくことがとても重要だ。
【守(Basic)】
「守」とは、指導者の教えを正確かつ忠実に守り、基本となる作法・礼法・技法を学ぶ段階。物事の基礎となる知識を習得し、人としての土台をつくる。

【破(Challenge)】
「破」とは、守で学んだ知識を生かしながらも工夫をして個性を出していく。
勇気を出して物事にチャレンジする段階。周りからも支持されるオンリー・ワンとなるための知恵を身に付ける。

【離(Value)】
「離」とは、「Meijin」と言われる境地のこと。新しい独自の道を確立させ、他人から見ても自己としても価値を見い出す最終段階。自分自身も心から大いに楽しむ。

その後落合キャプテンは浦和のサッカーの歴史に触れ、ハートフルクラブの実際の活動内容へ話題を移していった。東日本大震災の被災地や、ブータン、ミャンマー、タイといったアジア諸国での活動を、現地の写真を交えながら紹介した。そして、自身が必死になって子供たちと接していることや、「一生懸命とは、一生懸命やること、一生懸命考えることが揃って、初めて一生懸命と言える」など、子供たちに向けた講話の内容を、参加者へ伝えていった。

また、ハートフルクラブで気持ちを1つにするための取り組みの一部である、サッカーの試合をする際に味方のチームを大きな声で応援する実際のかけ声を参加者の方々にも体験していただき、最後は全員で実践し、大いに盛り上がった。

会場からの「これほどまでに落合キャプテンを引き付けたサッカーの魅力とは何でしょう」という質問には、「レッズにかつて所属していたウーベ・バインという選手は、足が遅かったが、素晴らしいパスで大活躍した。その反面、サッカーの広いピッチでは、例えば技術が劣っていても相手より早く走れれば活躍することができる。サッカーはこのように、どんな人でも、自分の持つ個性を生かしていろんなポジションで活躍ができるのが魅力だと思う」と、レッズでの実例などを交えながら、丁寧に答えていた。

畑中隆一事業本部長によるRBCの活動報告があって、第1部は終了。続いては第2部では、立食スタイルの懇親会が行われた。途中には会員企業の自社PRタイムが設けられ、参加した4社が、レッズへのおもいや自社の事業についてアピールした。

会場では会員同士や、クラブスタッフと名刺交換をするなど、それぞれに交流を図っていた。会は第1部、第2部共に和やかな雰囲気の中で進み、5回目の『RBCビジネスミーティング』は、盛況のうちに終了した。

【落合 弘 ハートフルクラブキャプテン】
「話をする対象は、普段は子供やその親ですが、今回はそのどちらでもない人たちでした。どのように話をしようか悩みましたが、今回はハートフルクラブの具体的な中身を知ってほしいというところに主眼を置きました。

いろんな人がいて、いろんな表情を見ながら話をしましたが、最後には、みなさんがずっとこっちを見てくれていたので、良かったです。やっぱり、一生懸命やることが、大事なんだなと思いました。

みなさんに伝えたいのは、いつもと同じ、一生懸命やること、心が大事だということです。経営者の方々なのでビジネスという側面もあると思いますが、やっぱり、心が大事だということは忘れないでほしいですね」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

■法人様用シーズンチケット Reds Business Club(RBC)のページ
http://www.urawa-reds.co.jp/business/ticket_corp.html