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内舘が異業種の講演に講師として登壇

クラブインフォメーション

内舘が異業種の講演に講師として登壇

[クラブ]

10月27日、埼玉県農村振興技術連盟研修会が埼玉会館で開催され、ホームタウン推進部の内舘秀樹が講師として登壇した。「異業種の成功例から学ぼう」という狙いで招かれた内舘は、『優勝に向けたキャプテンシー』というテーマで講演した。
2003年シーズンのハンス・オフト監督から監督室に呼ばれ、キャプテンとして指名された話にはじまり、レッズ初戴冠となるその年のヤマザキナビスコカップ優勝までの、自身の胸の内やその時々の行動を振り返った。
「強くて勝っているときは、キャプテンは何もすることはないです。逆に負けが混んできたときこそが中心になって、動いていかないといけないんです。でも、それまでキャプテンをやったことがなかったので、最初はどうしていいか分からなかった」と当時の苦労話を披露。
かつて日本代表キャプテンで当時のレッズでコーチを務めていた柱谷哲二氏に相談、「キャプテンなんて何もいいことはないけど、唯一いいのは、優勝したときに最初にカップを掲げられることだ」と言われ、それを目指したといった経緯にも触れた。また、「試合に出ている選手は放っておいても大丈夫なので、試合に出ていない選手をよく食事に連れて行ってガス抜きをしました」という、戴冠の舞台裏について、当時を懐かしむように語った。
約60名が参加した講演会は、質疑応答を含めて約1時間。最後は大きな拍手を送られて終了した。引退後は小・中学校での講演などを数多く経験してきた内舘、今回の講演会では自身よりも年配の方が聞き手のため、「僕よりも人生経験が豊富であろう方たちばかりで、僕の話で参考になったのでしょうか」と心配しつつも、大役を終えたことに胸を撫で下ろしていた。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】