レッズレディース、2011シーズン新加入選手会見
[レディース]25日、レッズランドのクラブハウスにて、浦和レッズレディースの2011シーズン新加入選手記者会見が行なわれ、村松 浩監督、坂本理保、柴田華絵、安田有希、池田咲紀子が参加した。
冒頭には村松監督が挨拶。「今年もいい補強ができたと感じています。始動から3ヵ月の中で、新加入選手たちにもレッズレディースのサッカーは十分浸透していますし、うまく融合できています。土台として一人一人のスキルも高く、この選手たちが大きな力となってくれると思いますし、今シーズンも期待しています」と話した。その後、各選手が抱負を述べてから、質疑応答へと移った。
【各選手の抱負】
「高校とはスピードが違うということを痛感しています。安定したプレーを心がけ、チームのタイトル獲得に貢献できるように頑張りたいです(坂本)」
「レッズに来て練習に参加して、練習についていくのに、いっぱいいっぱいなのですが、1分、1秒でも多く試合に出場してチームに少しでも貢献できるようにしたいです(柴田)」
「スピードを生かしたプレーで、チームの目標である優勝に貢献できるよう、一生懸命頑張りたいと思います(安田)」
「今年は昨年とは違う立場で、自分のプレーをリーグの中でいろいろとチャレンジして、優勝に貢献するために自分ができることを考えて練習に励みたいと思います(池田)」
【質疑応答】
(自分の特長は?安田選手はレッズを選んだ理由は?)
坂本「私はドリブルが得意なわけでもパスがうまいわけでもないですが、ヘディングの競り合いだけは負けないようにしたいです。波の少ない選手になれるよう、常に安定したプレーを心がけ、チームに安定をもたらすプレーをしたいと思います」
柴田「私の特長は局面を打開することです。試合中も局面を打開してチャンスを作るプレーをしたいです」
池田「私はボールを蹴ることが得意です。それを生かして、DFとのボール回しだけでなく、得点に絡むパスも狙っていきたいです」
安田「なでしこリーグのトップレベルにあるレッズの一員として戦いたかったのが移籍の理由です。レッズレディースは環境やスタッフ、選手もレベルの高い方々が集まっていて、その中でどれだけできるか、挑戦したかったので移籍を選びました」
(村松監督へ。補強のポイントは?)
村松監督「中堅の選手が5~6人抜けるということになり、チームにスピード感が欠けるのではないかということがあって、安田のような早いプレーヤーが必要でした。今いる選手が駄目だということではないですが、ポジションによっては人数不足もありましたし、より競争できる環境を作りたいということで、サイドアタッカー、ボランチで安定したプレーヤーを、ということでした。GKに関しては、まだまだ山郷が健在ですが、その中でも若い力をこれから伸ばしていきたいと思いました。ここにいる選手たちはみな、特長を持った選手たちですし、チームに大きなプラスをもたらしてくれるという意味で、バランスの取れた補強ができましたし、そういう意味でいい補強ができました」
(ASエルフェン狭山FCとの試合で実際にレッズのユニフォームを着てプレーした感想は?)
坂本「小さいころからレッズのファンでしたし、まさか自分がレッズの一員として試合ができるとは思っていませんでした。うれしいというのと高揚した気分で、わくわくした気分でいっぱいでした」
柴田「最初に袖を通したときに、あこがれの気持ちがあったので、新鮮な気持ちで、気持ちの高ぶりもあってファン・サポーターの方がたくさんいる中で試合ができて頑張らないといけないと感じました」
安田「ピッチに立ったときにサポーターの方がとてもたくさんいらっしゃることにとても興奮しましたし、レッズの一員としてプレーすることに責任があるということを感じました」
池田「サポーターの方々の応援がある中で、自分がピッチでプレーをして、気持ちいい感じがしましたし、見られているという緊張感がありました。ただ、自分はリラックスしてプレーできたと思います」
(今シーズンの個人的な目標は?)
坂本「ベテランの選手や、うまい選手がたくさんいる、その中でも、少しでも長い時間、プレーできるように、ポジション争いに食い込みたいです」
柴田「少しでも多くピッチに立って、チャンスに絡めるようなプレーがしたいです」
安田「攻撃の起点になれるように、運動量を生かしてチャンスメークをしたいのと、ゴールも狙っていきたいです」
池田「試合に出ても出なくても、一つ一つの試合を大切にして自分の力にしていきたいです」
(目標にしている選手は?)
池田「山郷選手です」
安田「田中達也選手みたいな、スピードがあって1人でも打開できる選手になりたいです」
柴田「今のところは、いません」
坂本「レッズレディースの熊谷選手です。どのポジションでも高い能力を発揮しているので、熊谷選手のようになりたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】


