レッズランドにて「2013年度シニアサッカー交流会」開催
[ハートフルクラブ]22日、清々しい晴天の中、レッズランドの人工芝グラウンドにて、今年で11回目となる「シニアサッカー交流会」が開催された。交流会では、埼玉県シニアサッカー連盟に所属する埼玉シニア60、70の方たち約80人が集って、落合 弘ハートフルキャプテンをはじめとしたハートフルクラブの神野真郎、室井市衛、城定信次、石黒琢也、小礒義明、伊藤健太、宮沢克行、酒井友之の全コーチたちとともにサッカーを楽しんだ。
参加者の中には、ボランティアとしてハートフルスクールのシニアコーチを務めている方もおられ、その方々への感謝の気持ちと、ハートフルクラブの理念でもある世代間交流を図る意味も込めて、この交流会は毎年開催されている。
交流会はシニアチームの中に数人のコーチが加わって、1試合20分のゲーム形式で行われた。参加者の中には、現役時代に浦和市立浦和高等学校(現さいたま市立浦和高等学校)や浦和市立南高等学校(現さいたま市立浦和南高等学校)で浦和サッカーの黄金時代を経験した方々もおられ、60代や70代の年齢とは思えない、はつらつとしたプレーで会場を沸かせた。絶妙のタイミングでディフェンスラインの裏へ出されるスルーパスや、右斜め45度付近から放たれた力強いシュートなど、ハイレベルな対戦となった。
最後にシニアチームとハートフルクラブのコーチたちからなる「ハートフルチーム」による対戦が行われたが、ハートフルチームには3タッチまでというハンデが設けられた。伊藤コーチのダイビングヘッドや、宮沢コーチのボレーシュートなど、華麗なプレーがピッチ上で披露されて会場は大きな盛り上がりを見せた。0-3でシニアチームは敗れたものの、試合後はお互いの健闘を称えて握手を交わし、みんな生き生きとした表情でピッチを後にした。
その後、レッズランドハウスで懇親会が行われ、初めに橋本光夫代表から参加者のみなさんに挨拶が述べられた。続いて埼玉県シニアサッカー連盟の遠山 茂会長が「コーチのみなさまとの試合では、我々はボールを獲ることがほとんどできませんでした。素晴らしいパスやシュートを披露していただき本当に感動しています。我々はハートフルクラブのアシスタントをさせていただきながら、自分たちの健康のためにもなっています」と感謝の気持ちを述べた。その後はハートフルクラブによるジャンケン大会などが行われ、会場は終始明るい雰囲気に包まれていた。
懇親会の結びに落合キャプテンは「私は浦和と埼玉は特別な存在だと思っていますので、日頃からみなさんにお手伝いいただき本当に嬉しく思っています。スポーツで盛り上がっていくためには、これからもみなさんの力が絶対に必要です」と語った。
最後は一本締めで懇親会はお開きとなり、参加者が帰る際には、落合キャプテンをはじめコーチたちが一列に並んで一人一人と握手を交わしてシニアサッカー交流会は終了となった。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】




