ポンテと阿部がFIFAインスペクションに出席
[クラブ]2022年FIFAワールドカップ日本招致のための、FIFAインスペクションチームによる、埼玉スタジアム2002視察に、浦和レッズからポンテと阿部勇樹が出席した。
FIFAインスペクションは、国際サッカー連盟(FIFA)が指名した5名によって行なわれ、7月19日から22日にかけて大阪、埼玉、東京の各所を視察している。埼玉スタジアムは、日本がFIFAに対して提案した13の開催候補スタジアムの1つで、ワールドカップのグループリーグ、および準決勝を開催する要件(60,000人以上収容)を満たしている。アジア最大級のサッカー専用スタジアムである埼スタには、国内リーグであるJリーグにおいてもたくさんのファン・サポーターが来場し、人々が心からサッカーを楽しむ日常が存在する。埼玉スタジアムは、その日本のサッカーシーンの象徴として、今回のインスペクションで唯一のスタジアム視察の場に選ばれ、そして、日本代表としてワールドカップ・南アフリカ大会を戦った阿部勇樹、南米、ヨーロッパ、日本と3大陸のクラブでのプレー経験を持ち、語学も堪能なポンテが、インスペクションのサポート役として招かれた。
ポンテと阿部はスタジアムに到着した5名のFIFA視察団を、日本招致委員会の犬飼基昭委員長、上田清司知事らとともに正面玄関でお出迎え。視察団のハロルド・メイン・ニコルズ団長(チリ サッカー協会会長)らと堅い握手をかわした。
スタジアムに入り、視察団は、選手ロッカー、ピッチ、VIP席、貴賓席、VIPラウンジを視察、ポンテと阿部も、時折言葉を交わしながら一行に同行した。その後、ボールルームでのプレゼンテーションにも同席し、話を聞いた。
約1時間の埼玉スタジアム滞在の最後に、スタジアム出口で視察団との記念撮影が行なわれた。ポンテと阿部は、多くのテレビカメラやフラッッシュを浴びながら写真に納まり、笑顔で視察団を見送った。
ポンテ
「今日はすごく重要な日でした。自分の感想としては、埼スタをほめてくれていましたし、いい手応えだったのではないかと思います。自分が感じたのは、埼スタはまったく問題なく、ワールドカップのスタジアムになれるということです。視察団の中にはブラジル人とドイツ人がいて、少し話をしました。いいイメージだったのではないかと思います。サポーターにとってもいい設備が整っている、素晴らしい設備だということは言っていました。
埼スタでのワールドカップ開催は、自分だけではなく、浦和レッズのサポーター、埼玉に住んでいるみんなが、実現すればすごくうれしいと思いますし、実際、そうなると信じています。こういう役割はすごく光栄なことだと思いますし、レッズの一員として、埼玉に住んでいる一員として、この場にいられたことはとても光栄です。みんなの力で、ワールドカップを埼玉で開催できるように願っています」
阿部勇樹
「埼スタだけではないですが、日本には素晴らしいスタジアムがたくさんあるということを分かっていただければいいと思います。もちろんサッカーをやっているところを生で見てもらえればというのはありますが、そういうスタジアムのよさを分かってもらって、日本でワールドカップを開催できればいいと思います。大きな大会ですし、いろいろと考えなければいけないこともあると思いますし、また違った視点で今日は見ることができたのですごく勉強にもなりました。またワールドカップを日本でやっていただければいいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】


