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バンコクで交流『ハートフルサッカー in タイランド』

クラブインフォメーション

バンコクで交流『ハートフルサッカー in タイランド』

[ハートフルクラブ]

「ハートフルサッカー in タイランド」(共催:国連の友アジア-パシフィック、協賛:三菱重工業株式会社、三菱自動車工業株式会社、後援:在タイ日本大使館)が4月30日~5月1日、タイのバンコクで行われ、ハートフルクラブは計115名の子どもたちとサッカーを楽しみました。

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第6戦に合わせ、ハートフルクラブのコーチがタイの子どもたちとサッカーを楽しむことで「草の根国際交流」を行うとともに、アジアでも浦和レッズや日本を知ってもらうことを目的にしています。

5月1日にタイ近郊で行われたACLムアントン・ユナイテッド戦に先立ち、4月30日、バンコク・クリスチャン・カレッジの小学生52名とサッカーを楽しみました。コーチが「ポム・チュー○○(私は○○です)」と自己紹介すると、子どもたちは早くも笑顔に。ボールを手で扱ったり、手をつないでパス交換するゲーム等助け合うことの大切さを伝えました。また、約40名集まった保護者には落合 弘キャプテンが、「心の大切さ」を重視してサッカーを楽しむハートフルクラブの考え方を話しました。このためか、交流後、多くの保護者がキャプテンやコーチと話したり記念撮影を求めたりしていました。

その後、酷暑となった午後には恒例のバンコク日本人学校で36名の子どもたちとふれあい、夜には佐藤重和特命全権大使をはじめとする関係の方々と懇親を深めました。

ACL当日の5月1日は、チェンマイ近郊から招いたロムサイFCの子どもたち27名との再会となりました。HIVに母子感染した子どももいる生活施設「バーンロムサイ」へのハートフルクラブの訪問を契機に設立されたロムサイFC。FCには一般の子どもたちも続々加入し、地域からHIVへの偏見が消えました。4回目の交流は、ACLがあるためチェンマイを訪れられないことから、子どもたちをバンコクに招待する形を取りました。

1ヵ月前から胸を躍らせ、当日も集合時間の2時間以上前から集まった子どもたちは、コーチたちとの再会に表情は崩れ、一緒にサッカーをすることの喜びが誰にも伝わる姿でボールを追いかけていました。コーチと対戦するゲームでは、昨年より上達した技術を披露。コーチたちに多くのゴールを決められながらも、上級生が得点をする等一矢報いていました。

終了後、ハートフルクラブからは、レッズのバッグ等多くのおみやげのほか、サッカーボールやビブスが贈られたほか、中古シューズをコーチやスタッフからサプライズのプレゼントをされた子どももいました。

そして、夜行われたACLでは、コーチたちと合流した子どもたちはレッズサポーター席に陣取り、初めて見るプロの試合、初めて見る浦和レッズの試合に手に汗を握り応援していました。ACLグループリーグ突破はならなかったものの試合は勝利。試合後は別れを惜しむようにサイン交換や記念撮影をしていました。

落合キャプテンは交流後「サッカーの楽しさや規律の大切さを子どものうちに伝えるという技術よりも大切なことを真剣に愚直に行っています。思うようにいかないこともありますが、毎回毎回全力で取り組み続けていくことが大切です。今回ロムサイFCの子どもたちと再会し一緒に試合を見られたのは、継続的な活動の賜物だったと思います。ACLでは初めてサポーター席に座り初めは戸惑いました。しかし、試合では最後まで真剣にチームを勝たせようとするサポーターの方々の姿勢が息遣いまで伝わってきました。素晴らしいサポーターの皆さんを感じられたのは新たな発見でした」と話していました。

■ハートフルクラブのページはこちら
http://www.urawa-reds.co.jp/heartfull/