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ハートフルサッカーinタイランド(2)

クラブインフォメーション

ハートフルサッカーinタイランド(2)

[ハートフルクラブ]

「タイからもSPORTS FOR PEACE!」。タイを訪問するハートフルクラブは、スポーツが持つフェアプレー精神を土台にした活動をトップチームに先立って実践しています。
『ハートフルサッカーinタイランド(共催:国連の友アジア-パシフィック(FOUNAP)、協賛:三菱商事株式会社)』は7月24日(土)、25日(日)、バンコクで草の根交流を行ないました。24日のサンフレッチェ広島戦で、「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクトがスタートしたことに、昨年からFOUNAPと共催してアジアを訪問するハートフルクラブは「スポーツで人を育てるということをハートフルクラブは実践してきましたが、それが広がっていくことはサッカークラブとして素直にうれしいです」(落合 弘キャプテン)と心を新たにしていました。
池田 太コーチも「スポーツは闘いですし、私もゲームをしている時は勝つことに集中してきました。それでも、試合が終われば健闘を称え合ったり、不幸にもけがをさせてしまった相手選手にはロッカールームを訪れたりして、お互いを尊重するようにしてきました。ルールがあるからこその真剣勝負です。だからこそスポーツは感動を呼ぶのだと思います。スポーツマンシップにのっとってアジアを訪問するたびに、サッカーを通じて世界がつながっていることを感じます。世界全体がチームワークを発揮すればもっと素晴らしい社会になります。スポーツを平和につなげていくという活動をこれからも続けていきますし、賛同する方が1人でも増える事を願っています」とメッセージを寄せていました。
「SPORTS FOR PEACE!」という新たなテーマを負ったハートフルクラブは24日、在タイ日本大使館の紹介で実現したバンコク・クリスチャン・カレッジ(BCC)でのプログラムを開催。タイ人の小学生25名とサッカーを楽しみました。BCCは、昨年、埼玉スタジアム等で行われた埼玉国際ジュニアサッカー大会の決勝で優勝したメンバーを輩出。今年は24日の準々決勝で敗れましたが、3名がタイ代表として出場するなど埼玉とゆかりのある学校です。政情不安が落ち着き「微笑みの国」の姿を取り戻したタイで、子供たちだけでなく、BCCのコーチ達もハートフルクラブを大歓迎。ハートフルクラブが奏でる心を育むメニューに、ピッチは歓声で包まれていました。
25日は、バンコク日本人学校を訪問し小中学生と先生方計70名が参加しました。コーチの訪問を心待ちにしていた子供たちは、大人たちに見守られながら一生懸命ボールを追い掛けたり、仲間に大声で声援を送っていました。昨シーズンまで浦和レッズレディースに在籍し、今はタイの女子リーグで活躍する若林エリ選手もチームメートの井野美聡選手とともに友情参加し、花を添えていました。
遠征の最後の夜、在タイ日本大使館の隈丸優次特命全権公使が主催する食事会が開かれました。ハートフルクラブの正式なアジア訪問を初めて行った2007年の中国・上海での活動の際、在上海日本総領事館の総領事としてレセプションを主催しており、ハートフルクラブとは3年ぶりの再会。隈丸公使は15回に及んだ草の根交流活動をねぎらっていました。また、食事会には遠征費用等を支援する三菱商事からも泰国三菱商事山辺福二郎社長が出席し、親交を深めていました。
多くの関係者の協力を得て行なわれたタイ遠征はすべての日程を終了し、26日朝、コーチ達は無事帰国しました。