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ハートフルサッカーinシンガポール第3日

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ハートフルサッカーinシンガポール第3日

[アカデミーセンター]

23日(土)、シンガポールで行なわれている『ハートフルサッカーinシンガポール』、3日目についてのレポートです。

『ハートフルサッカーinシンガポール』は23日、3日目を迎えました。この日は午前午後の2セッションを行なうとあって、落合 弘キャプテンを始めとするコーチ陣は朝から気合満点です。
スタッフは朝7時15分にホテルを出て、午前のセッションが行なわれるティーチャーズ・ネットワーク・グラウンドに向かいました。グラウンドに着いたころはまだ薄暗く、雨足も強かったのですが、準備に抜かりはありません。
8時過ぎにグラウンドにやってきたのはU-13シンガポール選抜チーム。シンガポールの各チームから選ばれた選手の中から、12人が参加しました。
スクールの開始まで時間があったため、まずは落合キャプテンから「けん玉」の手ほどき。子供たちはすぐにお手玉に興味を示し、順番にトライしています。さらに、「お手玉」「ベーゴマ」「メンコ」にも挑戦。こうして時間が過ぎていくうちに雨も弱まり、無事にスクールが始まりました。
担当の安藤智安コーチは「楽しむこと、一生懸命にやること」の2つをポイントに挙げてメニューを開始しました。手を使ったパス回しでは、ルールが難しくなるにつれてパスが回らなくなります。
すると、安藤コーチは笛を鳴らしてみんなを集め、「お互いに協力しないとパスはつながりません。サポートが必要です」と話します。子供たちは熱心に、時にはうなずきながらコーチの言葉に耳を傾けていました。
最後は赤、青、緑の3チームで3つのゴールを使ったミニゲーム。このあたりになるとさすが選抜チーム、不意を突いて遠くのゴールを狙うプレーも多々見られました。結果は8点入れた青の勝利でしたが、すべてのメニューが終わってコーチ陣がバスに乗ると、姿が見えなくなるまで手を振る子供もおり、みんなが本当に楽しんでくれた様子が伝わってきました。
午後3時からは、アヤラジャ日本人会グラウンドにて、シンガポール在住日本人の男子(小学5年生~中学3年生)42人が参加し、ハートフルサッカーが行なわれました。
ここでは落合キャプテンが父兄の皆様を集めてミニ講演を行ないました。「スポーツは礼儀が正しくなければやっていけません。思いやりを持てないとやっていけません。監督の規律はものすごく厳しいです。それを守れなければやっていけません」と、熱い口調で語る姿に、聞いている父兄の方々の表情はみるみる真剣に。
小学6年生の男の子を持つお母さんは「しっかりした考えをお持ちの方に教えてもらったのがよかった。体だけでなく頭を使うことの大切さを学びました」と話していました。
子供たちは永井良明コーチの指導のもと、笑顔いっぱいに体を動かし、最後のミニゲームはさながら応援合戦になるほどの盛り上がりでした。スクールを見学した父兄からは「落合キャプテンが話していた内容と練習内容がシンクロしていました」との声が出ていました。