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ハートフルサッカーinシンガポール第2日

クラブインフォメーション

ハートフルサッカーinシンガポール第2日

[アカデミーセンター]

22日(金)、シンガポールで行なわれている『ハートフルサッカーinシンガポール』、2日目についてのレポートです。

「こころを育む」をテーマに、活動の場をアジアへと広げているハートフルクラブ。8月21日から25日までの5日間の日程で行なわれている『ハートフルサッカーinシンガポール』は、2日目の22日午後、シンガポール市内にあるテーチャーズ・ネットワーク・グラウンドで、最初のスクールを開催しました。
午後3時過ぎ。市内にある5つの小学校から、総勢37人の男子児童がやってきました。それぞれがボールを持参。時折、雨のパラつくあいにくの空模様ですが、みんなピカピカのスパイクを履き、ワクワクとした表情を浮かべています。
10歳から12歳の男の子たちは、まず車座になって、この日の担当コーチである城定信次コーチの話に耳を傾けました。
「浦和レッズを知っていますか?」と聞かれると全員が「イエス!」と返事。(シンガポールの公用語は英語です)さらに「去年のACLで優勝したことを知っていますか?」という質問にも「イエス!」。これにはレッズのスタッフも大喜びでした。
城定コーチはさらに話を進めます。「大事なことが3つあります。一生懸命にやること、協力し合うこと、アイデアを使ってやること」との言葉の後、ピッチを使ったメニューに入りました。
最初のメニューの鬼ごっこで硬さがほぐれると、次はボールを手で使って遊ぶメニュー。次に2人1組になって行なう遊びへと移行すると、子供たちの笑顔もさらに多くなってきます。
手を使うメニューの最後は、後ろ向きになった相手の背中に軽くボールを当て、当てられた方がくるりと振り返って手でキャッチするというものです。これは難しく、なかなか成功するコンビが出てきません。
けれども真剣に何度も挑戦する姿に、城定コーチから「難しかったけどあきらめないでやってくれて、コーチはうれしかった」という言葉が出ました。
この後、休憩を挟んで全体を2組に分けてのミニゲームです。やはり、ゲームが一番人気のメニュー。誰もが目を輝かせながら一生懸命にボールを追いかけています。結果は、「応援がいいから」という城定コーチのジャッジでボーナスの1ポイントを上乗せしたオレンジチームが、9-2で勝利を収めました。
残念ながら16時40分ごろに雷注意報が出たため、90分の予定のスクールは約70分で終了。まだまだやめたくなさそうな子供たちでしたが、最後に「大事なことを3つを覚えていますか?」と聞かれると「イエス!」と元気な返事。みんな満足そうな笑顔で帰路についていました。