ENGLISH SITE

  • rexclug
  • ホームゲームイベント情報
  • ワンタッチパス
  • サイトメンバーズ
ハートフルサッカー in UAE 最終日

クラブインフォメーション

ハートフルサッカー in UAE 最終日

[アカデミーセンター]

ハートフルクラブがUAEにて行なっている『ハートフルサッカー in UAE』の28日の活動をお知らせいたします。

28日、国連の友アジア-パシフィックと共催する『ハートフルサッカー in UAE』(後援・在UAE日本大使館、協賛・三菱商事株式会社)のため現地で活動を行なっているハートフルクラブの最終日は、昨年4月にも訪れた首都アブダビのサッカークラブ「アル・ジャジーラ」のホームスタジアムに隣接するグラウンドで行なわれました。
午前のスクールには「アル・ジャジーラ」に所属する6歳から11歳の児童、35人が参加しました。スクールでは、城定信次コーチが中心になって指導し、始めにボールを使って自由に遊ばせた後、徐々に2人1組で協力するメニューなどを行って、「協力することの大切さ」などを伝えていきました。
最後のゲームでは、一部に、仲間を思いやる気持ちを理解できない児童もいましたが、コーチが熱心に「ルールを守ることの大切さ」や「思いやりの気持ち」を伝えると、その後、児童たちは理解して楽しそうにボールを追いかけていました。
続いて行なわれた午後のスクールには、アブダビやドバイの日本人学校やインターナショナルスクールに通う、幼稚園児から小学校6年生までの日本人の子供たち、58人が参加しました。小学3年生以上を神野真郎コーチが、小学2年生以下を永井良明コーチが中心となって指導しました。
それぞれ年齢に合ったメニューが行なわれましたが、2人で協力したり、徐々に難易度の高いメニューに挑戦させて、「コミュニケーションを取ること」や「あきらめないこと」の大切さを伝えていきました。
涼しさを感じながらもやや日差しの強さのある天気の下、スクールは進められ、最後に行なわれたゲームでは、子供たちは一生懸命ボールを追いかけ、サッカーを楽しんでいました。
また、午後のスクールの開始直後には、落合 弘キャプテンが見学に来ていた保護者たちに、ハートフルクラブの、「思いやりのこころ」を育てるという理念などについて話をし、理解を求めました。
この日のスクールで、ハートフルクラブはUAEでの全日程を終了し、現地の児童や現地の日本人の子供たちと交流を深めました。一行は日本時間の30日午前中に帰国する予定です。

アルジャジーラ ムスタファ君(11)
「コーチたちが非常に僕たちによくしてくれて楽しかったです。スクールの中で協力し合うということを言われていましたが、それはプレーヤー同士が協力するということだと思います。それは大切だと思います。試合をしたのが一番楽しかったです」

アルジャジーラ モハマド・ハーリオ君(8)
「今日のスクールは本当に素晴らしかったです。試合が楽しかったです。協力することは素晴らしいことだと思います。これからは自分もそうしていこうと思います。

アルジャジーラ ラファド・ビン・ダリ コーチ
「今日のプログラムも素晴らしくて、また同じものをやってもらえればと思います。我々は日本人が好きですし、本当によかったです。すべてのプログラムが素晴らしいのですが、子供たちに話を聞かせたり、集中させたりすることができるということが素晴らしいと感じています。
UAEの子供たちがルールを守れなかったりするということは、今、変わりつつあるのですが、サッカーもすごく大好きですし、近いうちに代表レベルでも世界で通用する選手が出てきたらと思っています。プログラムの中で取り入れたいなと思ったのは、ボールを触らない練習もそうですが、2人の間にボールを置き、笛の合図で足の裏を使って、ボールを取り合うものです。集中力が研ぎ澄まされますからいいと感じました」

城定信次コーチ
「人数が少なかったので、自分の思いを伝えることはできたかなと思います。いろいろな難しい場面もありましたし、伝わっているのか、伝わっていないのか、というところは疑問や不安がありますけど、実際にやれたことはよかったと思います。最初に自由に遊ばせるところからスクールを始めたのは、やっぱり前の2日間があって、僕が最後に現地の子供たちを教えるということだったので、見る時間も考える時間もありましたから、子供たちを見ていてすごくボールに触れるところに情熱を感じたので、触らせてあげたいということがありました。それと、実際、遅れてきている子供たちがいたので、みんながそろってからいろいろな話をした方がいいと思って、そういう始め方をしました。
国や子供たちが違うという環境の違いを実感できたので、それでもサッカーというのがあるというのを肌で感じられたのはよかったです。うまくいかないこともありましたけど、日本の子供たち同じように笑顔でサッカーをしてくれた場面もあったので、それはうれしく思いました」

平岩里菜ちゃん(9)
「サッカースクールは楽しかったです。最後にやった試合が楽しかったです。2人で協力しあってやるメニューも楽しかったです。コーチたちもやさしかったですし、またこういうスクールがあれば参加したいです」

松村勇人君(9)
「すごく楽しかったです。試合が一番楽しくて、得点を決められてうれしかったです。コーチたちから協力することが大事だと言われて少し感動しました。それは大切だと思います。僕もチームワークを大切にやっていきたいです」

勇人君の母親・松村明子さん
「普通の練習だと思っていたのですが、最初に落合キャプテンのお話があって、子供同士のコミュニケーションが大切だということを知りました。基本的なことを教えていただいてよかったと思います。すごく子供たちも楽しそうでしたし、2人組で行なうメニューなど、その2人の息が合うかどうか、というのも大切にしていて、そうしたメニューはドバイで入っているサッカークラブでは行なわれていないので、とてもよかったなと思いました。日本ならではと言いますか、とても大切なことを教わりました」

神野真郎コーチ
「僕は日本の子たちのスクールで中心になって指導したんですが、昨年来たときの子たちもいたみたいで心待ちにしていたようでした。スクールが始まる前から親御さんと一緒にボールを蹴っていて、楽しむ準備ができていたというか。そういう感じは、現地の子供たちにはあまり見られなかったので、いいなと感じました。
メニューとしては対象が日本人ということで、特には気を付けることもありませんでした。とにかくサッカーを楽しませてあげたいと思っていましたし、一緒にサッカーをしてすごく僕らも楽しかったです。僕らの活動のすばらしいところはそういうところだと思っています」