ハートフルサッカー in タイ 4日目
[アカデミーセンター]27日、現王宮チットラダ宮殿内の小学校、チットラダ小学校にてハートフルスクールが行なわれました。
王宮内のグラウンドに日本のサッカークラブが入るのは初めてのことです。
好天に恵まれ朝から晴れ渡っていましたが、前日昼頃に降ったスコールにより、足元の悪い中でのスクールとなりました。チットラダ小学校から参加の生徒と日本のスクール生と整列し、宮殿のある方向に向かってに一礼しスクールは始まりました。時折、ぬかるみに足を取られたり、パスが止まったりもしましたが逆にその環境を楽しみました。
練習終了後、26日に合流した藤口代表とチットラダ小学校・校長先生による記念品の交換などが行なわれました。ツアー参加者には、生徒による手作りの小物入れがプレゼントされ、校内スペースで昼食、チットラダ小学校の生徒がタイの楽器を使った音楽が披露されました。
午後、コーチたちはスクール3年連続となるバンコク日本学校に移動。体育館で落合キャプテンによるハートフルトークを開催、そして、このツアー最後となる小学3年生から、中学3年生を対象にしたハートフルスクールが行なわれました。
トレーニング中、日本人学校学年別チーム対ハートフルクラブコーチの試合が行なわれ、日本人学校の生徒たちは積極的にボールを追い、コーチ陣を本気にさせる頑張りを見せました。藤口代表がハートフルクラブコーチチームに入り、1ゴール2アシストの活躍をしました。
「第3回ハートフルサッカー in タイ」のハートフルスクールは無事終了し、サッカーを通じた国際交流で、参加した子供たちやタイの子供たちにとって、忘れられない生涯の思い出となりました。
28日は終日、現地にて自由行動、29日にバンコクを出発、帰国します。
チットラダ小学校 ファンくん(6年生)
「ハートフルスクールは、とても楽しかったです。いろいろ教えてもらえたので、貴重な体験ができました。その中で楽しかったトレーニングはドリブルです。コーチたちのドリブルは凄かったです。日本のコーチの印象は、みんな優しく教えてくれたので楽しくできました。(日本語が話せる彼は、この日の通訳をしました)」
チットラダ小学校 ルックマイくん(6年生)
「今日はいつもと違って、グラウンドに水が浮いていて、スライディングしたり楽しかったです。日本の子供たちと一緒に練習して、すごく親密感が湧きました。コーチは、すごく楽しく教えてくれました」