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なでしこリーグ再開に向けて

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なでしこリーグ再開に向けて

[レディース]

「FIFA女子ワールドカップドイツ2011」での初優勝。快挙を遂げたなでしこジャパンへの祝賀ムードは続いているが、次の戦いはすでに始まっている。
7月24日(日)からプレナスなでしこリーグが再開する。選手たちがしのぎを削ってきたこのリーグ戦こそが、今回の栄冠の源泉であり、今後もそれが変わることはない。チームに戻った山郷のぞみ、矢野喬子。2人は、ドイツでの出場機会はなく、サポート役に徹した。だからこそ、チームでの存在感が求められることも自覚している。
「今回のことで多くの皆さんに女子サッカーに興味を持っていただけたと思います。今度はチームでいろいろな選手を見てもらいたいです。しっかりとトレーニングを積んで、私と矢野はドイツでのプレーを見せることができなかったので、チームに帰って、しっかり代表選手らしいプレーを見せ、レッズレディースのために貢献したいと強く思っています」と山郷。
矢野も「これまで興味がなかった人にも、優勝したことで女子サッカーのことがわかってもらえたのは大きなことです。多くの人にいろいろなチームのことを見ていただきたいですし、自分自身、期待はずれのプレーは絶対にできないのでしっかり準備をしていいプレーができるようにしたいです」と引き締めている。
レッズレディースは現在、リーグ戦5試合を終えて2勝1分2敗の6位。本来の力を発揮し、ここから反転攻勢をかけていきたい。そのためにまずは再開初戦のアルビレックス新潟レディース戦、そしてホーム・埼玉スタジアム第2グラウンドで行なわれるASエルフェン狭山FCとの試合で勝利を重ねたい。山郷は「日本で、チームメートたちが良い準備をしていたというのを聞いています。早く自分たちもそれになじめるようにやりたいです。練習では緊張感を持ってやることができています。まず次の新潟戦に向けて、いつもと同じようにしっかり準備して、勝ち点3を取れるようにみんなで頑張りたい」と抱負を述べた。また矢野は「内容がどうであれ、私たちはもう負けられない状況にいる。とにかく、勝つために何をすべきか、というのを目の前の試合に向けて、みんなで練習をしながら詰めていきたい。中断期間、残っている選手たちとは練習できていなかったですが、そういうところでもミスがないように、しっかり話して改善していきたい」と力を込めた。
チーム全員の目標は変わっていない。「取れるタイトルはすべて取る」。再開するリーグ戦でもそれは同じだ。「今までの流れからいえば、2敗したら厳しいというのはあります。それでも何が起こるか分からないですし、一つ一つ、勝ち進んでいきたいです。優勝を目指してやっています。みんなもそういう気持ちで準備しています」。山郷がチームメートの声を代弁した。
一つになって、初優勝を成し遂げたなでしこジャパン。浦和レッズレディースもまた、一つになってひたむきに戦うのが身上だ。「浦和」の誇りを背負い、最後まで走り抜く選手たち。ピッチ上での浦和レッズレディースの選手たちの奮闘に大いに期待したい。
プレナスなでしこリーグは24日に再開、初戦、レッズレディースは新潟市陸上競技場にて15時からアルビレックス新潟レディースと対戦する。そして31日(日)には埼玉スタジアム第2グラウンドにて、15時からASエルフェン狭山FCとの試合に臨む。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】