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『未来くる先生』にレディース池田、竹内、鈴木が参加

クラブインフォメーション

『未来くる先生』にレディース池田、竹内、鈴木が参加

[レディース]

13日、さいたま市立谷田小学校で『未来くる先生』が開催され、レッズレディースから池田咲紀子、竹内 希、鈴木里奈の3選手が講師として参加。3、4時間目を利用して、6年1組と2組の児童71人を対象に『夢』をテーマとした授業を行った。

選手たち3人が自己紹介をすると、まず児童たちからの質問を受けた。多くの児童が手を挙げて、サッカー選手を目指したキッカケや1日にどれくらい練習するのかなどについて質問をし、3人は丁寧に答えていった。

サッカー選手になったときの気持ちについて聞かれた池田は「チームに入るのが目標だったので嬉しい気持ちはありましたが、ここがゴールじゃないと気を引き締め直しました」と、一つの成果に満足せずに次に目を向ける大切さを語った。

また、「今までで挫折した経験は?」と聞かれた鈴木は、「高校2年のときに手術が必要な大きなケガをして、落ち込みました。サッカーをやめようかとも思いましたが、両親や部活の仲間などの励ましもあり、 今までサッカーをがんばってきた気持ちを思い出しました」と、周囲に支えられた経験を伝えた。

その後はクラス内で選手が1人ずつ入った3つのグループに分かれ、児童たちが自分の夢を披露する時間となり、サッカー選手、裁判官、パティシエ、声優など、思い思いに自分の未来を年表にして発表していった。選手たちは熱心に話を聞きながら、自分の経験も交えてアドバイスを送っていた。中には、まだ自分の夢が決められていない児童もいたが、竹内は「夢が決まっていないのは悪いことではないです。これから大くなるにつれて、やりたいことも変わっていくと思います。夢は、1人ではなく友達、家族、先生に助けられて進んでいけることもあるので、そういう感謝の気持ちを忘れないでください」と言葉を掛けていた。

授業の最後は、3選手それぞれから児童たちへ向けてメッセージが送られて締めくくられた。選手たちは児童たちと給食の時間を共にし、女子児童たちと明日のバレンタインデーの話題で盛り上がるなど、楽しい時間を過ごして谷田小学校を後にした。

【池田咲紀子】
「子供たちは自分が小学生のときよりもすごく考えているなと思いました。資格のことなど、具体的に将来を考えている子供が多かった印象でした。夢が今からあるのは、すごく良いことだと思います。それまでに時間はたくさんあるので、『なりたい』と思った気持ちを忘れずに、少しずつそれに向かっていってほしいです。言葉の選び方など、子供に対する伝え方に難しさはありましたが、自分の経験に基づいて教えられることがあればと思っていました。ただ、こうやって子供たちと関わることで、自分の夢についても見直せる良い機会になりました」

【竹内 希】
「私が小学生のときに、今日の子たちのようにしっかりと自分の夢を考えていなかったので、夢を持っていることは良いなと思いました。ただ、もう少し無邪気に大きな夢を持っても良いのかなと感じたところはあります。夢をテーマに話せたのは楽しかったです。自分の夢を話す機会はあまりないと思いますし、私は言えない方でした。その場があって、しっかりと発表できていて良かったと思います。楽しい時間でしたし、自分が小学校のときにどう思っていたかとか、今の自分がサッカーをがんばっていることを見つめ直せる機会でした」

【鈴木里奈】
「小学生に言葉で伝える難しさは感じましたが、今日は子供たちの夢を聞けましたし、自分の話もできて楽しかったです。良い経験になりました。今日感じたのは、子供たちの夢がすごく現実的だということです。自分の子供のころを思えば、もっと大きな夢を見て良いと思います。自分のことを知るのも大事ですが、知らない自分も想像して夢を見てもらえればと感じました。

また、給食の時間で子供たちとジャンケンをして片づけもして、楽しい時間を過ごせました。子供たちに刺激をもらった部分がありますし、自分が小学生だったときも思い出して、とても良い経験になった1日でした」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】