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『未来くる先生』で、内舘が母校 さいたま市立西浦和小学校を訪問

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『未来くる先生』で、内舘が母校 さいたま市立西浦和小学校を訪問

[クラブ]

11日、浦和レッズジュニアユースチームコーチの内舘秀樹が、自身の母校であるさいたま市立西浦和小学校を訪問し、6年生の5クラス166人を対象に、さいたま市教育委員会が推進する『夢工房 未来(みら)くる先生ふれ愛推進事業』の講師として講演を行い、夢に向かうこと、友達や人との出会いを大切にすることなどを児童たちに伝えた。

さいたま市が取り組む『夢工房 未来(みら)くる先生 ふれ愛推進事業』は、さいたま市にゆかりがあり、文化芸術スポーツ等の分野においてトップレベルの実績などがある人物を「未来(みら)くる先生」とし、市立幼稚園や小・中・特別支援学校に派遣する取り組み。「ゆめをもち、未来を切り拓く、さいたま市の子ども」の育成を目指す一環として、夢や地域への愛着、望ましい職業観を持ってもらうことを目的としている。

内舘は、選抜チームで全国制覇を成し遂げた小学生時代、レギュラーになれず挫折を味わった中学校時代、恩師と出会ったことでサッカーに対する取り組みが変わった高校時代、ユニバーシアードで金メダルを獲りプロの道を目指すことを決めた大学時代と、自身のサッカー人生を、ユーモアを交えながら振り返り、それぞれの時代の心情を児童たちに問いかけながら語った。

その中で、中学時代に試合に出れなかったときは「試合に出れなくても一生懸命に一緒にサッカーをやっていた仲間がいたからがんばることができました」「高校2年生のときに、本当にサッカーが好きなのかと先生に真剣に怒られたことが心に響き、そこからサッカーに対する取り組みは変わりました」と語り「みんなのことを思ってくれている人がたくさんいます。一つ一つの出会いを大切にしてほしいです」と伝えた。

その後、夢であった「プロサッカー選手」として浦和レッズに加入したが、加入後すぐに腰のケガで半年間のリハビリ生活を送ることとなったが「たくさんの人に支えてもらいましたが、一番の支えになったのは小学校時代の友だちです。」と語り、「世界人口73億人の中で、今、隣に座っている友だちと出会ったことは運命です。この運命を大切にしてください」と児童たちに語りかけた。

話の途中、月末に校内で行われるサッカー大会に触れ、「クラスの団結力があり、人のミスを助けてあげるという思いやりがあるチームが優勝する」とアドバイスを送った。

講演の最後に、夢について児童たちに問いかけ「自分も大学時代にプロサッカー選手になろうと夢を思い描けました。今は夢がなくても好きなことや興味があることにチャレンジし続ければ夢に繋がります」「将来、夢を叶えたときに僕のように西浦和小学校で話をしてほしいと思います。がんばって夢を実現してください」とメッセージを送り、講演を締めくくった。

講演後には、質問コーナーが設けられ、「仲間がいなかったらどうなっていたか」という質問には「多分サッカーをやめていたと思います。やめるというよりもやれていなかったと思います」と答え、「サッカー大会に勝つにはどんな練習をしたらいいか」という質問には「クラスがどれだけまとまれるか、誰かのためにと思ってプレーできるかだと思います」など、丁寧に児童たちの質問に応えていた。

また、給食の時間では6年4組の児童と一緒にふれあいながら食事をし、自身6回目となった母校での「未来くる先生」は終了となった。

【内舘秀樹】
「1年に1回ですが、母校の西浦和小学校に帰ってきて話ができることは、自分にとって幸せなことだと思っています。クラスの色があり、それぞれさまざまな反応をしてくれますので、楽しかったです。今日話したことすべてを受け取ってもらわなくてもいいと思っています。今後成長していく中で、思い出してくれたらと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】