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『プライドリームス埼玉 親子スポーツクリニック2014 supported by toto』開催

クラブインフォメーション

『プライドリームス埼玉 親子スポーツクリニック2014 supported by toto』開催

[クラブ]

11日、埼玉県所沢市の西武ドームにて『プライドリームス埼玉 親子スポーツクリニック2014 supported by toto』が行われた。「プライドリームス埼玉」は「スポーツで埼玉をもっと元気に!!」をキャッチフレーズに掲げ、埼玉県内で活動するスポーツチームが競技の枠を超えて集い、設立されたもの。「親子スポーツクリニック」は埼玉県内に住む小学生とその保護者を対象とする参加型スポーツクリニックで、スタートした2010年から数えて5回目となる。今回も、事前の抽選によって選ばれた112組224名の親子が参加した。

この日は「プライドリームス埼玉」参加チームである浦和レッズ、大崎電気ハンドボール部、大宮アルディージャ、埼玉西武ライオンズ、埼玉ブロンコス、ASエルフェン埼玉、上尾メディックス、戸田中央総合病院ソフトボール部からスタッフや選手がコーチ役としてイベントに参加。参加者はAからFまでのグループに分かれ、それぞれに決められたスケジュールのもと、サッカー・野球・バスケットボール・ハンドボール・バレーボール・ソフトボールの6つのブースから午前中2コマ・午後1コマの枠でスポーツを楽しんだ。浦和レッズからはハートフルクラブの落合 弘キャプテン、小礒義明・宮沢克行両コーチの3名が指導を行い、レディアファミリーからレディアとシャーレくんも参加した。

サッカーブースでは浦和レッズ、大宮アルディージャ、ASエルフェン埼玉が1コマずつメインの指導を担当し、他の2チームはそのサポートを行う形で進行。レッズがメインを受け持ったのは最初の1コマ目で、ここでは宮沢コーチの指導の下、参加した親子、また親子同士がコミュニケーションを深められるよう工夫されたメニューを行っていった。そして最後に行われたゲームでは小学校1~3年で2チーム、4~6年で2チームというチーム分けがなされ、同学年同士で対戦。低学年組は「みかん」と「メロン」、高学年組は「日本」と「ブラジル」という、それぞれのビブスの色にちなんだチーム名がつけられ、みんな一生懸命にボールを追い、汗を流していた。

また、ここでは小礒コーチが「チームメートを応援しよう」「得点したら、チームのみんなで喜ぼう」と、仲間を思いやる気持ちの大切さを子供たちに語りかけていた。そして、ゲーム終了後には「どんなスポーツも、相手がいないとできない。相手の人にも感謝しよう」と呼びかけ、チームを問わず握手の輪が広がっていた。

週末の荒天とは打って変わって夏らしい晴天に恵まれたこの日、西武ドームには外からの風が吹き抜け、親子が共に息を切らしながらもさまざまなスポーツを楽しんでいた。西武ライオンズのシャツを着た親子はサッカーを経験した後に、「サッカーを親子でやったのは初めてだけど、違うスポーツができるのは楽しかった」「みんなと話し合ったりして、友達ができた」と、振り返ってくれた。また、レッズのシャツに身を包んだ親子はバレーボール、ソフトボール、ハンドボールに参加するとのことで、「いつもサッカーばかりだけど、いろいろなスポーツの動きを学べる良い機会だと思います」と話していた。普段接することのないスポーツに触れることは、新たな気づきやスポーツの楽しさを知ることにもつながる、貴重な機会を創る場でもある。

閉会式では各チームのコーチが一言ずつ話をし、レッズからは小礒コーチが「親子でいろいろなスポーツを楽しむ機会はなかなかないと思うので、またぜひこういう機会があれば参加してください。それと、今日家に帰ってから、お父さんお母さんと話をしてみてください」と参加者へのメッセージを送った。

最後にコーチングスタッフ、そして各チームのマスコットや埼玉県のゆるキャラたちによって花道が作られ、参加者は笑顔でハイタッチをしながら西武ドームを後にしていった。「プライドリームス埼玉」は今後、2014年冬には現役選手によるトークイベントを、そして2015年以降も親子スポーツクリニックの開催を予定している。

【落合 弘キャプテン】
「子供たちにいろいろなスポーツをやってもらうというのはすごく大事です。私はサッカーだけ、野球だけ、ということではなく、いろいろなことができないと、と思います。そういう意味で、こういう場で一堂に会して、しっかりとした選手や選手だった人たちが子供たちに関われるということで、すごく良いイベントだと思います。これはやはり続けてほしいと思います。

今日初めてボールを蹴ったという子供も絶対にいたことでしょう。例えばハンドボールに誘われてきて、サッカーも面白いな、と思ってもらえるのは大事なことだと思います」

【小礒義明コーチ】
「僕はこれで3回目なのですが、西武ドームは初めてで、ここでは新しい感じで楽しく一生懸命できたのではないかと思います。今後も引き続き、こういう試みをどんどん続けていってほしいと思いました。子供たちにとっても、いい夏の思い出になったのではないかと思います」

【宮沢克行コーチ】
「去年と違って西武ドームという野球場でしたが、また違った雰囲気でした。いろいろなスポーツを親子がやるなかで、サッカーも一生懸命やってもらい、楽しんでもらえたのではないかと思います。僕らも『楽しもう』という落合キャプテンの声かけの下で、一生懸命楽しみました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】