試合の必需品『マッチデー・プログラム(MDP)』
[クラブ]通常、試合の前に「勝ったらどうこう」と公に言うことは極力避ける。事前にスケジュールを決めておかなければ間に合わないときは別にして、戦う前に勝つことを前提としたようなことはなるべく言いたくないという気持ちがあるからだ。しかし、今回は決まる前から、あちこちで「優勝」を話題にしていた気がするし、それが良かったと思う。話していたのは「1st優勝したら」ではなく、「1st優勝しても」ということだったからだ。
チームもサポーターも「1st Stage WINNERS」というものを過大にも過小にもとらえることなく受け止め、喜びを味わい、次に向かう、ということができていると思う。
去年のキーワードは「我慢」だったと思うが、今季はそれに「いつもどおり」が加わった。0-0でも、0-1でも、1-0でも、あせらず、あわてず、気を抜かず、いつもと変わらないサッカーをすることが、勝利に近づく道だということだ。
それは試合の展開だけでなく、試合を迎える状況にも当てはまる。開幕戦も、シーズン半ばの試合も、上位相手にも、優勝が懸かった試合も、常にいつもどおりのサッカーをして、安定感をもっともっと増していって欲しい。
明日の新潟戦。優勝を決めた後の試合も、いつもどおり戦って、いつもどおりホームで勝利を挙げられれば、レッズはたくましくなったと言える。そして「1st Stage WINNERS」に赤い輝きを加えることができるだろう。
明日のMDPもいつもどおり、よろしくお願いします。
◆オフィシャルマッチデープログラム(MDP)は、浦和レッズのホームゲームで発行する小冊子です。試合が何倍も面白くなる記事を満載してお届けします。1部300円(税込み)で、試合当日、レッドボルテージ、浦和PARCO1階「レッズゲート」、埼玉スタジアムMDP販売ステーションでご購入いただけます。発売開始時間は、概ねキックオフ4時間前となります(当日の交通事情等により、発売時間が前後することがあります)。
レッドボルテージでは、バックナンバーのお取り扱いもございます。
レッズゲートは、浦和駅東口からのシャトルバスをご利用になる方にオススメです。
MATCHDAY PROGRAM 475
2015年6月27日(土)明治安田生命J1リーグ1stステージ第17節 アルビレックス新潟
■contents(抜粋)
・MIHAILO PETROVIC/監督からのメッセージ
「積み上げてきたものが生んだステージ優勝 難しい相手、新潟だがホームの力で勝利を」
・WILL TO WIN/試合に向かう選手たちの思い
「ここからスタートの気持ちで」阿部勇樹
・PREVIEW/水内猛さんが語る今日の見どころ
「成熟ぶりを示しながら獲得した優勝 ホームでは絶対に勝つ強さを今日も」
・THE WARRIORS/矢内由美子コラム
「橋本 和◎ブレずに準備する毎日 少しずつ染まり行く色」
・オンラインショップ限定
「明治安田生命J1リーグ 1stステージ優勝記念グッズ」
・特集/レッズレディース
「グルーネウェーゲン国際大会(女子の部)オランダ 優勝!」
・INTERVIEW/選手インタビュー
「この赤いユニフォームを着てプレーするために戻ってきた」岡本拓也
