内舘が『未来くる先生』で母校を訪問
[クラブ]4日、浦和レッズジュニアチームコーチ(ジュニアアカデミー兼務)の内舘秀樹が、母校である「さいたま市立西浦和小学校」にて、さいたま市教育委員会が推進する『夢工房 未来(みら)くる先生 ふれ愛推進事業』の講演を、6年1組から5組まで合計169人の児童に行った。
『夢工房 未来(みら)くる先生 ふれ愛推進事業』は、プロのスポーツ選手やアーティストなどを「未来(みら)くる先生」として、市立幼稚園、小・中・特別支援学校に派遣してさまざまな体験を通して、子供たちにたくさんの感動を味わってもらったり、「夢」や「地域への愛着」をもたせ、キャリア教育の一環として、望ましい勤労観や職業観を育成したりすることを目的としている。
内舘は、西浦和小学校でサッカーを始め、全国大会で優勝した小学生時代、挫折を味わった中学生時代、前向きにサッカーに取り組む転換期となった高校生時代、ユニバーシアードで金メダルを獲得した大学生時代など、自身のサッカー人生を振り返りながら、「夢に向かうことの大切さ」や「友達の大切さ」などを児童たちに語った。
また、プロサッカー選手になってすぐに腰を痛めて半年間のリハビリ生活を送った内舘は、自分が辛い時期を乗り越えられたのは、小学生時代から今でも親交のある友達が側にいてくれたからだという。「自分が辛いときに助けてくれる友達をつくってください。そのためには、自分も友達のためにできることをしてあげてください」と、内舘は友達を持つことの大切さを児童らに伝えた。
授業が終わると、内舘は1組の児童たちと一緒に給食を食べながら交流を深めた。児童から「好きな給食は何ですか?」との問いに「小学生のときは揚げパンでしょ」と笑顔で答えるなど、和やかな雰囲気の中で児童らとふれあい、自身5回目となった母校での「未来くる先生」も楽しく盛況のうちに幕を閉じた。
【内舘秀樹】
「未来くる先生の講師として今回で5回目の訪問になりますが、こうして自分の母校で子供たちに夢を持つことの大切さや友達の大切さを伝えられてとても嬉しかったですし、有り難かったです。いまレッズはリーグ優勝を狙える位置にいますが、レッズが活躍することで、子供たちもレッズというサッカークラブ、そして浦和という地域に愛着と誇りを持ってもらえると思います。僕はジュニアの子供たちを教えていますが、彼らにとってもまた大きな目標になると思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】


