『浦和レッズ・ハートフルミーティング2012』が開催
[ハートフルクラブ]3日、レッズランドクラブハウスにて『浦和レッズ・ハートフルミーティング2012』が開催された。
『ハートフルミーティング』は、ハートフルクラブの活動を支援していただいているパートナーの皆様、ご協力をいただいている地元自治体の方々やメディアを通じて、クラブを支えてくれているファン・サポーターの方々に、この1年間のハートフルクラブの活動状況を報告するもの。
「心を育む」ことをテーマに、小さな子供からシニアの方々までを対象に、幅広く活動しているハートフルクラブ。2003年から始まった活動は、今年で10年目の節目を迎えた。2011年4月から2012年3月まで、ハートフルクラブの活動は580回行なわれ、3万6,463人が参加。通算では4,777回、のべ28万8,446人が参加している。
今回のハートフルミーティングには橋本光夫代表をはじめ、落合 弘キャプテン、コーチ陣9人が全員参加。スタッフとともに、2011年の活動状況を詳細に報告した。
ハートフルクラブでは、小学生を対象に県内6ヵ所で開催しているハートフルスクール、保育園や幼稚園・小中学校の要請に応じて行なうサッカークリニック、さらに障がい者の方々やレディース、シニアの交流も実施している。また、アジアでの草の根の交流活動『ハートフルサッカー in ASIA』、東日本大震災の被災者支援および『ハートフルサッカーin東北』の活動も引き続き行なってきた。これら一つ一つの模様については、映像を交えながら報告がされ、保護者の方々や子供たちの笑顔があふれる様子、感謝の言葉などの紹介もあった。
落合キャプテンによる講演は、『ハートフルサッカーin東北』がメインテーマ。被災した子供たちを前に、講演内容について悩んだ末、戦後間もない自らの少年時代のエピソードに触れて「つらいこともあるけど、一生懸命やっていれば、何か良いことはあるんだということが分かった。自然とそういうことが身につきました」と子供たちに話したことにふれた。
そして、被災地に対しては「心も届ける」ことを重ねて強調。今後のハートフルクラブの活動に対しても改めて理解を求めた。
その後、コーチ陣がそれぞれ自己紹介。普段の心構えや子供たちに伝えていることなど、個々が趣向を凝らしたエピソードを披露していった。
さらに懇親会を経て、締めくくりには、参加していただいた方々をハイタッチでお見送り。『ハートフルミーティング2012』は終了となった。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】




