Talk on Together2009開催
[クラブ]2日19時から埼玉会館大ホールにて、『浦和レッズ Talk on Together2009』が開催され、808名のファン・サポーターが来場しました。
2部構成で行なわれた第1部では、藤口光紀代表と信藤健仁チームダイレクターが登壇、オフィシャル・マッチデー・プログラムの清尾 淳氏を進行役として『クラブのビジョンや進むべき道』をテーマにトークが繰り広げられました。藤口代表から「今季は変革の年」との言葉が出ると、清尾氏が「途中でその方針を変えるようなことはありませんか?」と切り込み、信藤TDも「絶対にありません」と断言。現在、フォルカー・フィンケ監督の下でチームが取り組んでいる準備の素晴らしさを説明し、「これだけの準備をしていれば、いい結果が出るはずですし、多少の困難があったとしても、変えるつもりはありません」と力強く宣言しました。藤口代表も、「人もボールも動く夢のあるサッカーを一緒に作りあげるために、スタジアムの雰囲気も含めて、ファン、サポーターのみなさまのこれまで通り熱い協力をいただきたいと思っています」と語り、会場からは大きな拍手が湧き起こりました。
約40分間の第1部終了後、10分間の休憩を挟んで第2部へ。
第2部はフィンケ監督のトークショー。モラス雅輝コーチと共にフィンケ監督がステージ上に姿を現すと、会場は盛大な拍手に包まれ、その拍手の大きさにフィンケ監督も思わず驚きの表情を浮かべていました。
トークショーは、サッカージャーナリストの大住良之氏を進行役に、監督の目指すコンビネーションサッカーの話から、監督の感じる日本文化についても話題が及び、特に好きな日本食についての質問を向けられると、「私がテーブルに置かれてどうしても食べないわけにはいかないのは天ぷらです。出されたら、断ることはできません」とフィンケ監督独特のユーモア溢れる語り口に、会場は笑いに包まれていました。
また、サテライトチームの試合数に話が及んだ際には、「サテライトリーグでの試合にプラスして20試合手配してくれるよう、契約書にサインをする前にお願いしました」と監督が明かすと、この日一番と思われる大きな拍手が湧き起こっていました。
この日のフィンケ監督は寛いだ表情を浮かべながら、楽しげに話を繰り広げ、予定されていた時間を15分ほどもオーバーし終了となりました。
なお、『浦和レッズ Talk on Together2009』の全内容は、ウェブサイト『レッズボイス』にて掲載しています。

