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ハートフルサッカー in 香港 3日目

クラブインフォメーション

ハートフルサッカー in 香港 3日目

[アカデミーセンター]

『ハートフルサッカー in 香港』(協賛・三菱商事株式会社)のために現地入りしているハートフルクラブは5日、香港日本人学校中学部を訪れました。
そして全校生徒・保護者・先生方ら約350人を前に、落合 弘キャプテンが講演を行ないました。『守・破・離』をテーマに約50分間、「基本」の大切さを中心に語りかけました。生徒からの質疑応答コーナーでは、落合キャプテンが「困ったなあ」と苦笑いする場面があるほど、いくつもの鋭い質問が投げかけられていました。
16時30分からは香港日本人学校中学部の生徒27人を対象にしたサッカープログラムへ。永井良明コーチがリーダーとなったプログラムでは生徒一人一人が一生懸命にプレー。飛び入りで参加した岡野雅行選手(TSWペガサス)は、ケガのためプレーこそできなかったものの、生徒たちに声をかけたり、審判役としてゲームを仕切るなど、大きな存在感といつも変わらぬ笑顔を見せていました。締めくくりで、永井コーチは「試合では学年ごとにチームを分けたのですが、全員が頑張っていました。1年生のチームがコーチのチームにも勝つことができました。諦めなければ必ずチャンスは来るし、いい結果は出ると思います。これからも諦めないでやっていくということをぜひ続けていってください」と話しました。
最後に生徒全員がコーチ陣に「ありがとうございました」と大きな声で挨拶。その後も各コーチ陣や岡野選手にサインを求める列ができ、最後までピッチ上には活気があふれていました。

サッカー部キャプテン・三橋卓実君(14歳)
「浦和レッズが来ることを楽しみにしていました。友達とも学校の休み時間に話をしていましたし、前の日から胸がドキドキしていて、この日を待ち望んでいました。実際にコーチの方とプレーをしてみると、同年代の仲間とプレーをするときよりも、体が大きかったりして、今までにない経験ができてとてもよかったです。一番、楽しかったことは、浦和レッズのコーチの方と、一緒のプレーができたことです」

香港日本人学校・松丸晴美校長
「落合キャプテンからは『守・破・離』の大切さというテーマでお話をいただきましたが、子供たちが1年生は『守』、2年生は『破』、3年生は『離』ということで、学校生活に当てはめて受け止めることができたと思いますので、とてもいい講義だったと思っています。昨年度、実は私も朝礼の講話の中で、『守・破・離』の話を子供たちの前でしたことがありました。それを学年便りの中でも扱ってもらってもいますし、だからこそ、子供たちの心にも内容がすんなり入ったのではないかと思いますし、子供たちも大変によくお話を聞けたのではないかと思っています。
中学校で大切な勉強、そして運動、委員会活動など、基礎というものは地道なものなので、子供たちは『嫌だなあ』と思いがちです。それでも基礎が大切だなということは子供たちもよく分かったと思いますし、私たち教員にとってもすごくありがたいことでした。今回の講演が、子供たちの明日からの学校生活に形になって表れてくるのではないかと期待しています」

岡野雅行選手(TSWペガサス)
「この間の試合で脚を痛めて、今はリハビリをしています。そうは言ってもそんなに重傷ではなくて、2週間くらいで戻れる感じです。5日は練習が午前と午後の2部の予定だったんです。朝は8時から、午後もトレーニングがある予定だったんですけど、監督とボスが『ケガをしていてトレーニングはできないからハートフルの方に行っていいよ』と言ってくれたので、ハートフルの方に来ることができました。
この間はペガサスでもサッカー教室がありました。なるべく、日本の方とは交流をするように心掛けていますし、いろんな子供たちと会ってみたいという思いはあります。レッズも今は調子がいいようで、ずっと上位を走っていますよね。こっちも負けないように、シーズンの最後にカップ戦があるので、そこで必ず優勝したいです。それで、胸を張って、レッズのトレーニングと試合を見に行きたいと思っています。ハートフルクラブの活動というのは日本でもすごく有名ですよね。それがアジアにまで進出しているというのはすごいなと思います。まだ香港での契約が決まる前に、実は、以前、杉さん(杉山弘一コーチ)と、こっちで会えたらという話はしていたんです。ハートフルのスタッフの人と香港で会えたというのは、すごくよかったと思います。そういう一つの夢がかなったこと、子供たちと一緒に楽しむことができたことは本当によかったと思っています」