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矢作センター長がNIKEイベントに出席

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矢作センター長がNIKEイベントに出席

[アカデミーセンター]

22日、レッズのパートナーである株式会社ナイキジャパンによる、『NIKE COACHING FORUM~フース・ヒディンク氏によるユース世代育成論~』を埼玉スタジアムで開催しました。
この度、世界的なフットボール指導者であるフース・ヒディンク氏を招き、高校生、ユース世代を教えるフットボール指導者を対象に、『ユース世代育成論』を披露しました。
第一部のカンファレンスでは、まずヒディンク氏が自らの指導経験やユース世代の育成に関する哲学を語りました。続いて、ユース世代の育成にゆかりのある、プロ指導者の代表としてレッズの矢作典史アカデミーセンター長、廣瀬 龍氏(帝京高校サッカー部監督)、高木 豊氏(元プロ野球選手/野球解説者)がゲストスピーカーとして参加。ヒディンク氏に代表質問を行ない、ユース世代の育成論について語り合いました。
矢作アカデミーセンター長の「これから数年先、どういうサッカーになっていくのか」という質問に、ヒディンク氏は「既にそういう傾向がありますが、今後はますます技術的に完璧でなければならないようになります。ボールのコーディネーションやコントロールが100パーセントできるようにならなければなりませんし、両足を使ってボールを扱えなければなりません。しかし、このことは日本ではまったく問題ないことだと思います。韓国でもそうですが、多くの選手が右足でも左足でもボールを扱えることには驚かされました」と答えるなど、カンファレンスは興味深い話題で盛り上がりを見せました。
第2部では埼玉スタジアムの第2グラウンドへ移動、実際にユース世代の選手たちにヒディンク氏がボールを使って指導する実技講習を90分ほど行ないました。矢作アカデミーセンター長の他、レッズユースの岩瀬 健コーチ、井嶋正樹GKコーチも見学。
全体で約3時間30分に渡って行なわれた、アジア・オセアニアをはじめ、ヨーロッパなどのクラブチームやナショナルチームを率いたヒディンク氏の経験や哲学、実技講習は無事に終了しました。

矢作典史アカデミーセンター長
「すごく興味深い話ばかりでした。カンファレンスの前にも個人的に話ができましたし。ヒディンク氏はユースの指導をしていたり、体育教師としての経験から、生理学とか心理学とかといったバックグラウンドを持っているそうです。それでサッカーの知識はもちろん、教えられる側がどう思うのかということを分かって指導するわけです。
それに現代のいろいろな国の『宗教』『文化』にどう対応していくのかなどの話も興味深かったですね。
ヒディンク氏はもちろんすごい人物ですけども、大事なこと、やろうとしていることは僕らと同じですから、そういう意味ではすごく安心しました。動き続けなければいけないこととか、リカバリーの早さとか、技術的に完璧でなければいけないとか…。そういう中で、『日本、アジアは問題がない』と言ってくれていますけど、あらためてそういう認識でいいんだなと思いました。もちろん『試合の中で使える技術』は、さらに問わなければいけないですけど、日本の子供たちのレベルはそんなに低くはないと考えるべきだと。あとはそれをどうやってトップのレベルに引き上げていくかです」