ENGLISH SITE

  • rexclug
  • ホームゲームイベント情報
  • ワンタッチパス
  • サイトメンバーズ
試合の必需品『マッチデー・プログラム(MDP)』

クラブインフォメーション

試合の必需品『マッチデー・プログラム(MDP)』

[クラブ]

いま現在どういう道を歩んでいるのか、歩いている本人よりも、少し離れたところから見ている人の方がよくわかることがある。浦和レッズが誕生して、来年が20年目。内外に誇れる歩みを続けてきたと思うが、まずクラブとしての本質の部分で果たしてどうなのか、サッカージャーナリストの大住良之さんに検証をお願いしたところ、大いに考えさせられる提言をいただいた。本来はシーズンの初めにいただくべき内容だったかもしれない。だがチームの成績が芳しくなく、入場者が減ってきている今だからこそ胸に落ちるコラムだ。
新潟戦、大宮戦、C大阪戦という、リーグの埼スタ3連戦は見事に全部白星で飾った。今回の中2日埼スタ3連戦も同じ結果で飾りたい。ガンバには最近勝てていないが、昨季のホームでは押し気味の中でスコアレスドロー、昨季と今季のアウェイは共にドロー寸前のロスタイムで敗れた。拮抗した試合の最後の部分をどちらに傾けさせるかは紙一重。チームの総合力で今回はこちらに持って来たいが、そこにサポーターのさらなる後押しが加わるように今号のMDPを作り上げた。ガンバとの激闘の歴史も資料にしてある。
ところで自慢していいですか?14日はスチール写真、映像ともに京都側で撮影するメディアが多く、ロスタイムのポンテのゴールが正面から撮った写真が見られるのはMDPだけかもしれません。(清尾)

MATCHDAY PROGRAM 379
2010年11月20日(土)2010Jリーグ ディビジョン1第31節ガンバ大阪戦

■contents
・GREAT AMBITIONS(選手コメント)
「ガンバは強い相手だが、自分たちのサッカーで勝つ」
・TODAY'S SPECIAL~特別寄稿(大住良之/サッカージャーナリスト)
「人々を笑顔に、そして幸福にするのがクラブの使命~愛し、愛される浦和レッズであり続けているか」
・TODAY'S SPECIAL
「浦和レッズ×ガンバ大阪 19年来のライバルとして」
・HIS MEMORIES
「サッカー文化に多大な足跡残すレッズ」-小野 剛さん

★注目連載!
・WARRIORS IN RED(小齋秀樹/フリーライター)
「日本へ、そして浦和へ来て悔いはない」―エジミウソン
・CHECK IT OUT!(古屋恭平/エルゴラッソ)
「立ち返るべきスタイルがあるから力が上下しない」

★「若い選手の台頭とベテラン選手の頑張りの融合」
今号には、かつてのライバルチームの元選手や元監督にレッズについての話を聞く「HIS MEMORIES」が掲載されている。冒頭の言葉は、今回登場いただいた、FIFAインストラクターの小野剛さんが、今のチームの良い面として挙げてくれたもの。
17日に行われた天皇杯の磐田戦、まさにチームはその姿を見せていた。これまでも出場していた山田、坪井たちはもちろんのこと、堀之内、啓太という先発で出ることの少なかった経験豊富な選手たちが、訪れたチャンスにきっちりと持ち味を発揮してチームの力になれることをあらためて証明する一方で、宇賀神、高橋、岡本などの若手も臆することなく、自身の特長を出してチームを活性化させた(岡本はユース時代のように、アグレッシブな守備でファウルをとられ審判にアピールするくらい自分を出し始めている)。
正直、この日、良かった選手1人を決めろ、と言われたら、決めるのに困ったくらい。平日開催だったこと(TV放映もなかった)などで、多くの人にそのサッカーを見てもらえなかったことが本当に残念だった。
ケガ人が多く、苦しい試合展開になるかもしれないという予想を裏切るゲームに、あらためて、サッカーは何が起きるかわからない、と教えられる。
この試合、僕の中では今季のベストゲーム候補の一つになりました。今季の残りは4試合+3試合。みなさんも、スタジアムに足を運んで、そんなゲームの目撃者になりましょう。そのときは、ぜひ、MDPをお供に。(高野)