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ジュニアユースによのなか科?!

クラブインフォメーション

ジュニアユースによのなか科?!

[アカデミーセンター]

4日、レッズランドにてジュニアユース(U-14)の選手を対象に、Jリーグ版よのなか科の第1回授業が行なわれました。このプログラムはJリーグがJクラブのジュニアユースの選手たち向けに昨年から始めたもので、選手たちは日本のサッカー界をとりまく環境やJリーグクラブのビジネスの仕組み、サッカー界に関わるさまざまな職業などについて学びながら、自らの将来のキャリア形成への意識を高めていくことを目的としたもので、全5回に渡って行なわれる予定となっています。
第1回では、「Jクラブをとりまく『お金』から仕組みを考える」と題し、浦和レッズの実際の経営情報を例に、Jクラブを運営していくための「収入」と「支出」の中身にはどんなものがあるのか、といった点について学びました。また、シミュレーションワークでは自分がレッズの社長になったつもりで、いかに収入を増やし、支出を減らすかといった施策について考えました。選手たちからは「子供料金を安くして、親子連れでたくさん来てもらう」、「スタジアムにソーラーパネルをつけて電気代を減らす」といったたくさんのアイディアが生まれました。
最後にゲストティーチャーとして橋本代表が登場。「浦和レッズの収入の半分は、実はサポーターの方々から直接頂いているチケット代やグッズ代です」といった収入の内訳や、「サッカーのことを良く知っているサポーターが本当に多いこと、また6万人以上を収容できるホームスタジアムであることがクラブの大きな強みになっています」といった、他のクラブにはないレッズの特長について説明がありました。選手たちは、普段あまり聞くことのできない講話に、真剣な眼差しで耳を傾けていました。
この「Jリーグ版よのなか科」は第2回以降も引き続き行なわれ、最終回では選手たちが自分自身の将来像について考える構成となっています。このプログラムを通じて、選手たちはサッカー界への理解を深めながら、競技者としてだけでなく社会人としても、成長していくことが期待されています。