試合の必需品『マッチデー・プログラム(MDP)』
[クラブ]今季のヤマザキナビスコカップは10年ぶりに一発トーナメント方式となった。10年前の1回戦でレッズが対戦したのも山形。そこに因縁を感じたのをきっかけに、同じ方式でのレッズの成績を調べて今回「レッズトリビア」にまとめてみた。
ホーム&アウェイ方式のトーナメントは2試合合計得点で決着がつくのだから、第1戦では単なる勝利より多くの得点を狙うという戦い方も考えられる。しかしリーグで3連敗の後3引き分けという、調子が上がりきらない今、一つの勝利の意味は大きい。52日後のアウェイ第2戦のことはひとまず置き、まずは埼玉スタジアムで凱歌をあげることが最重要課題だろう。
リーグが1週あいたところで柱谷GMに序盤の総括的なインタビューをした。オフィシャルサイトでも行い、すでに掲載されているのでなるべくダブらないよう、MDPではこれまでクラブが発信してきた“公約”に基づいて聞いた。
タイトルをまだ獲れていなかったころと違い、レッズをめぐる人たちの価値観や目指すところが多様化しているように思える現在、すべてにわたって一つになることは難しいかもしれない。しかし、結束こそ最大の力を生むものであることは変わらない。クラブ、チーム、サポーターがより堅く結びつき合う助けにMDPがなるよう、心を砕いていきます。(清尾)
MATCHDAY PROGRAM 386
2011年6月5日(日)2011Jリーグヤマザキナビスコカップ1回戦第1戦モンテディオ山形戦
■contents
・Zeljko PETROVIC~監督からのメッセージ
「持っている力を試合の中で全部出し切り、山形に勝利する」
・GREAT AMBITIONS(選手コメント)
「タイトルかかる重要な大会 それと同時に全力で勝利つかみチーム浮上の契機に」
・TODAY'S SPECIAL~柱谷GMに聞く
「名古屋戦のような試合を多くし、勝点を積み上げていく」
・INTERVIEWー高崎寛之
「チームの勝利に結びつく得点を決められるFWになりたい」
・TODAY'S TEAMS~本日の対戦
「互いにサイドを突きたい両チーム、先勝するのはどちらか」
★今季新企画!
・ANOTHERヒラ
「侠気?雰囲気だけじゃないかあ(笑)~平川忠亮」
・CRAZY HEART Petro~福永泰が現役時代のペトロを語る
「1試合2ゴールの活躍、そしてそれにとどまらず…」
・TODAY'S SPECIALーレッズトリビア
「トーナメント方式のヤマザキナビスコカップ 第1戦ホームは有利か不利か」
★注目連載!
・WARRIORS IN RED(小齋秀樹/フリーライター)
「追い求めるのはゴール それは個人ではなくチームのために」―エジミウソン
★欧州のサッカーシーズンもすでに終わりを告げ、いまや世界一を決める大会と言って過言ではなく、世界中の注目を集める大会、UEFAチャンピオンズリーグもFCバルセロナが、その哲学どおりの美しいサッカーを披露し、決勝でマンチェスター・ユナイテッドを退けて幕を閉じた。おそらく、欧州のサッカーファンは、すでにおらがクラブの来季に向けて思いをはせているだろう。
だが、日本のJリーグはこれから徐々に佳境に入っていくところ。レッズは、なかなか結果を出せない状況が続き、トンネルを抜け出せずにいるが、ここからの巻き返しを期待したい。すぐに何かを大きく変えることは難しいかもしれないが、一つひとつを変え、選手たちも話しているように、目の前の一戦に全力を尽くしていくことで、1か月後、2か月後には大きな変化を生み出していて欲しい。
MDPも1号1号、力を尽くし、出るたびに、より良いものになっていくように努力していきます。(高野)
