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東日本大震災等復興支援プロジェクト「ハートフルサッカーin福島」

クラブインフォメーション

東日本大震災等復興支援プロジェクト「ハートフルサッカーin福島」

[ハートフルクラブ]

5日(土)、浦和レッズ ハートフルクラブは、東日本大震災で被災した福島県福島市の方たちを支援しようと、現地を訪問し、「ハートフルサッカー in 福島」を実施した。

この取り組みは、福島市で被災者支援を行っている団体からの呼びかけに応じ、昨年から行っていて、会場となる福島大学の体育館には、各被災地から避難された親子と福島市周辺の親子、計30組60人が集まった。

初めに落合弘ハートフルクラブキャプテンの講話が行われた。小学校低学年の児童が多く、しっかりと聞けない場面もあったが、落合キャプテンがしかると、その後は緊張感を保って、児童たちは真剣に話を聞いていた。

落合キャプテンは、親に対しては、子供の振る舞いをきちんと受け止めて欲しいということ、また子供たちには、正面を向いて正々堂々と生きて欲しいと、メッセージを送った。

その後、グラウンドに移動し、伊藤健太コーチらの元気な挨拶でサッカー教室が始まった。
親子で手をつないで行う鬼ごっこやサッカーボールを使った実技など、互いを思いやり協力しなければ成功しないハートフルクラブらしいメニューが行われていった。

サッカー教室では、初めてボールを蹴った女子児童などもいたが、大きな声を出し、元気にボールを追いかけていた。

参加者からは「楽しかった」「面白かった」という声が上がっていた。

その後、大学の小ホールに移り、福島支援団体と福島大学災害ボランティアセンターとの「被災地支援報告会&交流会」が開かれ、一行は参加した。

浦和レッズホームタウン・普及部の近藤伸一部長は、福島県双葉郡の子供たちを対象にトップチームの選手たちがサッカー教室を行って交流をしたことなどを報告したほか、福島大学災害ボランティアセンターが、福島市に避難され、仮設住宅に住む方たちに行っている支援の形などを報告し、これまでの経験を伝え合った。

また福島市被災地支援団体からは、原発事故による放射能汚染や事故後の状況などについて詳しい報告がなされ、支援のあり方などについても議論がなされた。
浦和レッズは、今後も、東日本大震災等復興支援プロジェクトを続けていく。