【槙野智章】 (ポドルスキ選手との初対決を終えての感想は？) 「初対決といってもあまりマッチアップする機会はなかったです。チームとしてうまく戦えたことがよかったと思います。ただ、彼からのパスや、彼へのパスの出所には自分たちもプレッシャーを掛けていました。本当に今日は最初から最後まで、自分たちが主導権を握った中で、ゴールもたくさん奪えましたし、失点もゼロに抑えることができました。今年のベストゲームと言っていいほど、みんながやるべきことをやった試合だと思います」 (トリプルボランチのようなフォーメーションだったが？) 「長澤選手、青木選手、柏木選手、攻撃だけではなく守備のところでも貢献度が高かったと思います。自分たちが前に行きたいときでも、後ろの指示を聞いてストップしてくれたり、相手が一番嫌がるところにポジショニングしてくれたところが良かったと思います。特に、長澤選手はボールを持ったときに前に運んでくれました。彼がケガから戻ってきたことで、チームとして前への推進力が生まれたことは良かったことだと思います」 (あのポジションでのポドルスキ選手の怖さとは？） 「ボックスの中ではなく、外での彼の怖さはシュートレンジの広さだと思います。ゴールから約30mは、彼にとってシュートレンジだと思います。また、彼の左足から繰り出されるサイドチェンジとラストパスは非常に精度の高いものがあります。彼に時間とスペースを与えないことを、青木選手と長澤選手には口を酸っぱくして伝えました。ですので、ポドルスキ選手が前を向いてパスを出すシーンはあまりなかったと思います」 (ドイツ時代の元同僚...

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