『FIFAワールドカップ2018 ロシア』による中断が終わり、Jリーグが再開した。 浦和レッズの前に、ロシアでの日本代表についてほんの少しだけ書かせてもらうと、個人的には大会前からいろいろと困惑させられることが多かった。 大会2ヵ月前に監督が交代し、技術委員長が新監督に就任。コロンビア人選手が試合開始直後に一発退場、3戦目では0-1でリードされている状態でラスト10分間パスを回し続け、ベスト16ではベルギーを相手に2-0から3-2の逆転負け。時々どこからか「名監督」という表現が聞こえてきて、一次リーグを突破するといきなり始まる「歴史を作る」というフレーズ…。 サッカーというのは往々にして、直感的で運命的なスポーツだし、運命の女神の気まぐれに一喜一憂するのが楽しかったりする。しかし、もし本当に歴史を作りたいのであれば、少なくともスタンドでサッカーを見ている立場ではない人々、日本サッカーを統括しリードしてゆく立場にある人々は、明確なイメージに向かって論理的で再現性のある作業を積み重ねてゆくべきなのではないかな、と個人的には思ったりする。 さてと、レッズの話だ。 このコラムを書くのは随分と久しぶりになる。なぜ久しぶりかというと、とにかく今シーズンは開幕からここまでたくさんのこと、あまり心が踊らない側に属するたくさんのこと、が起こったからだ。心が痛むときに恋愛小説を書くのはさほど難しい作業ではないが、サッカーについて、自分の好きなクラブについて書くのは正直きつい。 中断明けの1試合目は、埼スタでの対名古屋戦だった。埼スタに...


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